本記事では、実際にワイモバイルを契約して3年以上の私がワイモバイルのデメリット・注意点を解説します。
ワイモバイルは通信速度が快適で店舗も多いため、格安SIMで契約者数は最多です。
しかし、特に大きなデメリットもありますので、十分注意して契約しましょう。
ワイモバイルの重大なデメリット
ここから、ワイモバイルのデメリットを解説します。
- 余ったデータの繰り越し不可
- 14GBまでのプランしか無い
- 10分かけ放題付きプランのみ
- アプリで通話料が半額にならない
- 通信速度の低速切り替え不可
- ソフトバンクからの乗り換えが損
特に最初の3つは注意が必要です。
データ繰り越しができない
私が考えるワイモバイルの最大のデメリットは、余ったデータの繰り越しができないことです。
格安SIMキャリアはほぼ全て、当月使い切れずに余ったデータを翌月に繰り越せるサービスを実施しています。
同じサブブランドのUQモバイルでも余ったデータは翌月に繰り越されます。
しかし、ワイモバイルにはデータ繰り越しサービスはありません。
当月使い切れなかったデータは没収されてしまいます。
プランM・Rなら容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できるようになったので、以前よりは状況は改善しました。
しかし、そうは言ってもデータ繰り越しはデータ容量を節約できる非常に便利な機能なので、これはかなり痛手です。
大容量データプランがない
ワイモバイルのメインとなるスマホベーシックプランは3GB・10GB・14GBの3つから選びます。
また、2020年12月に月20GBのシンプル20が追加されましたが、それでも最大は20GBです。
それ以上のプランを契約したい方は他社を選ぶしかありません。
プランRだと最初の1年間はデータ増量無料キャンペーンで17GBに増量されますが、1年後に14GBに戻すか+500円/月払って17GBのままにするか選ばなければなりません。
(何もしなければ17GBのままで+500円が毎月かかるようになるので注意!)
3大キャリア・格安SIMを含めたスマホキャリア各社では、30GB・50GBといった大容量データ通信プランができています。
データをガンガン使う方は物足りないかもしれません。
データ容量を20GB以上使う方は、容量無制限の楽天モバイルUN-LIMITも検討しましょう。
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10分かけ放題付プランのみ
ワイモバイルには10分かけ放題がセットになったプランしかありません。
通話をしない方には少々損です。
スマホベーシックプランS・M・Rとシンプル20のどれを選んでも10分かけ放題がついてきます。
通話をちょくちょくされる方はお得ですが、通話をほとんどしない方は損になってしまいます。
一方、同じサブブランドのUQモバイルは2019年10月からかけ放題はオプション扱いになり、通話オプションなしのプランも選べるようになりました。
<UQモバイルの料金表>
S | R | |
---|---|---|
データ 容量 | 3GB | 10GB |
月額料金 (税抜) | ¥1,980 | ¥2,980 |
容量超過後 の速度 | 最大 300Kbps | 最大 1Mbps |
通話 オプション | 通話かけ放題:月1,700円 10分かけ放題:月700円 通話パック60分:月500円 |
※税抜
※データは1年間増量あり
通話をしない方はUQモバイルの方がお得です。
ただし、かけ放題をつけた場合はワイモバイルのほうがお得です。
他にもワイモバイルとUQモバイルには違いがありますので、下記記事をご確認ください。
アプリで通話料が半額にならない
ワイモバイルには「専用アプリから電話をすれば通話料が半額になる」という機能がありません。
10分以内の通話は無料ですが、10分を超えた通話は通常料金(20円/30秒)になります。
他の格安SIMでは、専用の電話アプリから電話をすると通話料が自動で半額の10円/30秒になるサービスがあります。
専用アプリからかける必要こそありますが、国際電話も半額になりますし、10分かけ放題の超過分も自動で半額になります。
それに対し、ワイモバイルはスマホに最初からインストールされている電話アプリでかければ自動で10分かけ放題になるのがメリットではありますが、長電話をしてしまうと損です。
長電話をする方は10分おきに一度切れば無料になりますが、現実的ではありません。
月額1,000円で無制限かけ放題になる「スーパー誰とでも定額」も検討しましょう。
通信速度の切り替え不可
他の格安SIMキャリアには、データ通信速度をアプリなどで高速・低速に切り替える機能があります。
「低速に切り替えればデータ容量を消費しない」というサービスです。
しかし、ワイモバイルにこの通信速度を切り替えるサービスはありません。
切り替えがめんどくさいので個人的にはあまり使わない機能なのですが、うまく使えばデータ容量を節約できます。
これまで他の格安SIMで活用していた方は注意が必要です。
こちらもUQモバイルなら低速への切り替え機能があります。
Softbankから乗り換えは損
ワイモバイルはソフトバンクのグループ会社です。
そのため、ソフトバンクから番号そのまま(MNP)でワイモバイルに乗り換えた場合、ちょっと損です。
ワイモバイルはオンラインサイトで乗り換え手続きをすると、キャンペーンにより端末価格が割引になったりPayPayが還元されたりします。
しかし、ソフトバンクから乗り換えの場合は対象外のものが多いです。
ソフトバンクに比べると月額料金は大きく節約できますが、キャンペーン適用外なのはやや損した気分がしますね。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順と、一番お得な乗り換え方法は下記記事にまとめています。
ソフトバンクでおうち割を適用していた方は、ワイモバイルでも同様にセット割が適用できます。
▼Ymobileの契約はこちら▼
逆にワイモバイルのメリットは?
ワイモバイルのメリット一覧
ここまでワイモバイルのデメリットを解説してきました。
しかし、私はワイモバイルを3年以上使っており、大変満足しています。
実際に使って感じたメリット・おすすめポイントは以下の通りです。
- 大手3キャリアより料金が安い
- 通信速度が非常に速い
- 最低利用期間/違約金なし
- プランM/Rは制限後も1Mbps
- 全国に店舗が1,000店舗以上
- Yahoo!・PayPayとの連携がお得
- ソフトバンクWi-Fiスポット無料
- ヤフープレミアム会員費無料
- おうち割・家族割でさらに安く
- キャリアメールが無料
最大のおすすめポイントは?
最大のメリットは料金の安さです。
例えばiPhone12を使う場合で比較すると、ソフトバンクと比べると2年間で最大17万円も安いです。
最も差が小さい場合でも7万円お得なので、乗り換えない手はありません。
また、通信速度は本当に速くて快適です。
私も速度を毎月計測していますが、最も混雑するお昼の時間帯でも35Mbps以上出ています。
また、全国に1,000店舗以上あるのは初めての方に安心ですね。
この店舗数は格安SIMでダントツのトップです。
ワイモバイルのメリット・私のおすすめポイントは下記記事に詳しくまとめています。
ワイモバイルのキャンペーン情報
ワイモバイルのメリット・デメリットを理解した上で契約しようと思われた方は、必ずキャンペーン・セール情報を確認してください。
特にキャンペーンは複雑なので、特典を取り逃がさないようにしましょう。
エントリーで3,000円分還元
Yahoo!上にあるワイモバイルストアでは、「どこでももらえる特典」を実施しています。
このキャンペーンは、こちらのページでエントリーした後、公式サイトや店舗でスマホベーシックプランに契約すると、3,000円分のPayPayボーナスライトが貰える仕組みです。
オンラインだけでなく、店舗で契約しても貰えるのが特徴です。
SIMのみ契約の場合も端末セット購入の場合も、こちらのページから「どこでももらえる特典」にエントリーした上で公式サイトから申し込むのが現在一番お得です。
必ず契約前にエントリーしておいてください。
▼エントリーはこちら▼
契約事務手数料が無料
ワイモバイル公式ストアでは、契約事務手数料無料キャンペーンを実施中です。
通常、ワイモバイルに新規契約・MNP転入・機種変更する際には税抜3,000円の事務手数料がかかりますが、オンラインストアでの契約のみ無料です。
店舗で手続きすると手数料3,000円がかかりますので、必ずオンラインストアで契約しましょう。
- 店舗:事務手数料3,000円
- WEB:事務手数料無料
「どこでももらえる特典」とも併用可能なので、こちらのページからエントリーした上で公式サイトで申し込みましょう。
▼契約はオンラインがお得▼
年末年始セール
12月28日から2021年1月12日(火)AM10時まで年末年始セールを実施しています。
対象機種と割引額は以下のとおりです。
<対象機種と価格>
端末 | 通常価格 | セール価格 |
---|---|---|
Xperia 8 | ¥36,000 | ¥18,000 |
Android One S6 | ¥23,760 | ¥5,760 |
Android One S7 アウトレット | ¥14,040 | ¥111 |
※税込
※アウトレットは他社から乗り換えの場合のみ
Xperia8は「新規・他社からの乗り換えでスマホベーシックプランM/Rに契約した場合」、Android One S6は「新規・他社からの乗り換え」、Android One S7は「他社からの乗り換え」で購入できます。
機種変更とソフトバンクからの乗り換えは対象外です。
▼お得なセール会場はこちら▼
▼セール実施中(~1/12)▼
端末はオンラインが安い
ワイモバイルのスマホセットで契約、または機種変更しようと考えている方は、必ずオンラインで契約しましょう。
すでに解説した事務手数料無料に加え、端末価格にも自動で割引が適用されます。
ワイモバイル公式ストアで端末を購入すれば、最大18,000円の割引が適用されます。
- 新規・MNP:最大18,000円割引
- 機種変更:最大7,200円割引
この割引が適用されるのはオンラインサイトのみです。
店舗では割引が適用されませんので注意してください。
端末セットの場合も「どこでももらえる特典」とも併用可能なので、こちらのページからエントリーした上で公式サイトで申し込みましょう。(機種変更は対象外)
▼手数料無料+端末割引▼
その他お得なキャンペーン
上記以外にも、ワイモバイルではお得なキャンペーンを実施しています。
ワイモバ学割や家族割もかなりお得です。
現在実施中の最新キャンペーンは下記記事にまとめています。
契約前に必ずチェックしてください。
ワイモバイル以外でおすすめは?
おすすめはUQモバイル
UQモバイルは、ワイモバイルに並んで私が最もおすすめする格安SIMキャリアです。
私はワイモバイルをメインで契約していますが、通話をほとんどしない方はUQモバイルでも良いでしょう。
- Ymobileと同等に速度が速い
- 余ったデータは繰り越し可能
- かけ放題なしのプランあり
- 低速モードあり
- プランRは低速時も1Mbps
- 店舗はまだまだ少ない
- 大容量プランなし
- 複数SIMでの容量シェア不可
- キャリアメール・留守電有料
UQモバイルは、ワイモバイルと同じくキャリアのサブブランドなので、基本的にはワイモバイルと似ています。
しかし、UQモバイルにはワイモバイルにはない余ったデータの繰り越し機能があります。
また、プランRは速度制限時も最大1Mbpsで通信できますが、節約モードON時でも1Mbpsです。
また、通話オプションなしの音声プランも選べますので、通話をほとんどしない方はUQモバイルの方がお得な場合もあります。
UQモバイルは公式サイトから申し込めば、お得なキャッシュバックも貰えます。
是非利用してください。
▼UQはデータ繰り越し可能▼
▼限定キャッシュバック中▼
ただし留守電やキャリアメールが有料だったり、店舗が少なかったりと、細かい点でワイモバイルに劣る部分も多いです。
UQモバイル契約前に必ず下記記事をチェックしてください。
LINEモバイルも人気
- 料金はワイモバイルより安い
- ソフトバンク回線は速い
- 抜群の知名度で人気
- SNSの通信はカウントフリー
- 店舗はない
- 他より速いがお昼は速度が低下
最後に紹介するのはLINEモバイルです。
とにかく料金が安いのが特徴で、音声3GBプランは月額1,480円で格安SIM最安値です。
また、LINEやTwitter、Instagram、Facebookなどがカウントフリーになるプランが人気です。
SNSをよく使う方はデータ容量が節約できます。
なお、LINEモバイルではドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線が選べますが、ソフトバンク回線はワイモバイル・UQモバイルを除いた格安SIMの中ではかなり速いです。
1日中速いワイモバイルには及びませんが、お昼でも1Mbps程度は出ており、MVNOトップクラスです。
ドコモ・au回線はかなり遅いので絶対に契約してはいけませんが、ソフトバンク回線はおすすめです。
▼LINEモバイルもおすすめ▼
3つのデメリットが気にならないならワイモバイルはおすすめ
以上、ワイモバイルのデメリットの解説でした。
本文中で解説したデメリットが気にならないなら、ワイモバイルは最もおすすめのキャリアです。
私も3年近くメインで契約していますが、かなり満足しています。
ワイモバイルの申し込みはワイモバイル公式サイトでどうぞ!
現在お得なキャンペーンも実施中です。
▼Ymobileの契約はこちら▼
一方、デメリットが気になる方はUQモバイルやLINEモバイルも検討しましょう。
▼UQはデータ繰り越し可能▼
▼サイト限定キャッシュバック中▼
▼LINEモバイルもおすすめ▼