本記事ではmineoから乗り換える場合のおすすめ格安SIMを解説します。
おすすめはUQモバイル・ワイモバイル・OCNモバイルONE・IIJmioです。
大まかな選び方は以下の通りですが、詳しくは各章で詳しく解説しています。
- 一番おすすめ:ワイモバイル
- 間違いない:UQモバイル
- Dプランから:OCNモバイル
- 料金は最安値級:IIJmio
ワイモバイル
mineoからの乗り換えで最もおすすめなのはワイモバイルです。
特にmineoでソフトバンク回線を契約していた方におすすめです。
ドコモ・au回線の方も、ワイモバイル(ソフトバンク回線)で使える端末であればワイモバイルへの乗り換えも可能です。
- 速度が圧倒的に速い
- プランM/Lは制限時も最大1Mbps
- ソフトバンクWi-Fiスポット無料
- PayPayとの連携がお得
- 光回線とのセット割でさらに安く
- 店舗数は格安SIM最多
- データ繰越不可
- 低速モードなし
- 3GB~15GBの間がない
私自身もワイモバイルをメインで契約しています。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルは2021年2月から新プラン「シンプルS/M/L」が開始しました。
これまでよりも安くなり、さらに比較的大容量のプランも選べます。
<シンプルS/M/Lの料金表>
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ 容量 | 3GB →4GB | 15GB →18GB | 25GB →28GB |
月額 料金 | ¥2,178 | ¥3,278 | ¥4,158 |
家族割・ おうち割 適用後料金 | ¥990 | ¥2,090 | ¥2,970 |
制限時の 最大速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 10分かけ放題:+770円 かけ放題:+1,870円 |
※税込
※データ容量は1年間無料で増量
詳細:ワイモバイルの料金プラン
家族割・おうち割でさらに割引
ワイモバイルのシンプルS/M/Lは、家族割・おうち割との併用も可能です。
家族で契約する場合、2回線目から毎月1,080円割引されます。
また、自宅の固定回線がソフトバンク光またはソフトバンクエアーなら、全回線が毎月1,080円割引されます。
<家族割・おうち割>
S | M | L | |
---|---|---|---|
通常時の 料金 | ¥2,178 | ¥3,278 | ¥4,158 |
家族割/おうち割 適用後の料金 | ¥990 | ¥2,090 | ¥2,970 |
※家族割は2回線目から
次に解説するUQモバイルのくりこしプランは家族割が対象外なので、2回線以上契約する方はワイモバイルがお得です。
通信速度は非常に速い
ワイモバイルの最大の特徴は通信速度が非常に速いことです。
格安SIMではワイモバイルとUQモバイルの通信速度は圧倒的で、mineoよりも断然速いです。
格安SIMのどこも速度が遅くなるお昼でも、ワイモバイルとUQモバイルは速度が落ちません。
mineoの通信速度が不満だった方も、ワイモバイルの通信速度なら問題ないでしょう。
M/Lは制限時も最大1Mbps
ワイモバイルのプランM・Lは容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
しかも使い放題です。
最大1Mbpsの速度があれば、SNSやWEBサイトの閲覧に加え、480p程度の画質であればYoutubeなどの動画視聴も可能です。
通信制限がかかってもほとんどのことは問題なくできますので、かなり便利です。
店舗数は格安SIM最多
mineoと異なり、ワイモバイルには店舗があります。
ワイモバイルは全国にあるショップでワイモバイルの各種サポートや契約を受け付けてくれます。
申込受付だけでなくトラブル時のサポートやスマホ教室もありますので、ご自宅や職場の近くに店舗があるのは非常に安心です。
低速モードがない
ここからはワイモバイルの注意点です。
mineoには低速モードがありましたが、ワイモバイルには低速モードがありません。
SNSをたくさん使う方や音楽ストリーミングを利用される方は少々残念ですね。
ライバルのUQモバイルは節約モードがあり、プランM・Lならいつでも最大1Mbpsで使い放題にできます。
ワイモバイルは容量を使い切った後にしか最大1Mbps使い放題ができませんので、この点は大きな差ですね。
3~15GBの間のプランがない
ワイモバイルでは2021年2月から新料金プラン「シンプルS/M/L」が開始しました。
この料金プランはプランS:3GBとプランM:15GBの間が広く空いています。
mineoで5~10GB程度のプランを契約していた方はプランMの15GBを契約せざるを得ません。
プランMでも月3,278円(家族割・おうち割なら月2,090円)なのでかなり安いのですが、毎月大量のデータを余らせるとなんだか損した気分ですね。
その他、ワイモバイルの特徴や注意点は下記を参考にしてください。
▼公式サイトで詳細を見る▼
UQモバイル
最初のおすすめキャリアはUQモバイルです。
UQモバイルはワイモバイルと並んで通信速度が速い点がメリットです。
現在マイネオのAプラン(au回線)を契約している方はUQモバイルへの乗り換えが一番おすすめです。
現在の端末がそのまま使えます。
ドコモ・ソフトバンク回線の方も、au回線で使える端末であればUQモバイルへの乗り換えも可能です。
- 格安SIM最速クラスの通信速度
- プランM・Lは制限時も最大1Mbps
- 余ったデータは翌月に繰越し
- 節約モードならデータ消費なし
- 店舗が全国にある
- 公式サイト限定キャッシュバック
- 家族割なし
- 3~15GBのプランがない
特に通信速度にこだわる方はワイモバイルとUQモバイルが断然おすすめですね。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルのメインプランはくりこしプラン+5Gです。
S・M・Lの3つからデータ容量を選びます。
<UQモバイルの料金表>
S | M | L | |
---|---|---|---|
データ 容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額 料金 | ¥1,628 | ¥2,728 | ¥3,828 |
制限時 の速度 | 最大 300Kbps | 最大 1Mbps | |
通話 オプション | 通話かけ放題:月1,870円 10分かけ放題:月770円 通話パック60分:月550円 |
※税込
選べるデータ容量はワイモバイルと同じですが、料金はワイモバイルより安いです。
家族割はありませんが、契約するのが1回線ならワイモバイルよりUQモバイルがおすすめです。
通信速度は非常に速い
UQモバイルは格安SIMの中では通信速度が高速です。
お昼でも速度が落ちません。
格安SIMではワイモバイルとUQモバイルの通信速度は圧倒的で、あとに解説するOCNモバイルONEやIIJmioよりも速いです。
マイネオの通信速度が不満だった方も、UQモバイルの通信速度なら問題ないでしょう。
特にマイネオはお昼が遅かったのですが、UQモバイルなら劇的に改善するはずです。
プランM/Lは制限時も最大1Mbps
UQモバイルのくりこしプラン+5Gのうち、プランMとプランLは速度制限時でも最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps出ていれば、WEBサイトやSNSの閲覧はもちろん、480p程度の画質であればYoutubeの視聴も快適です。
データ容量は使い放題なので、うまく使えばかなりの大容量を使えます。
また、容量を使い切る前にも節約モードをONにすれば最大1Mbpsで通信でき、高速容量を消費しません。
容量を使い切った後でしか最大1Mbpsにならないワイモバイルに比べて、容量が残っているときから利用できるUQモバイルのほうが便利ですね。
au回線ならスマホはそのまま
UQモバイルとmineoのau回線は同じ回線を使っています。
そのため、現在mineoのau回線を契約中の方は、UQモバイルでも同じスマホが使えます。
iPhoneはもちろん、Androidスマホも利用可能です。
もちろん、ドコモ回線・ソフトバンク回線からの乗り換えもおすすめです。
iPhoneならSIMフリーまたはSIMロック解除済みならUQモバイルでも使えます。
全国に店舗がある
mineoはサポートが受けられる店舗がほとんど無いのが難点でした。
一方、UQモバイルは全国に店舗があるのがメリットです。
ドコモショップと同じようにUQモバイルは全国に店舗があり、契約手続きができたりサポートを受けられます。
3~15GBの間のプランがない
UQモバイルのくりこしプラン+5GはプランS:3GBとプランM:15GBの間が広く空いています。
mineoで5GB~10GBのプランを契約していた方はプランMの15GBを契約せざるを得ません。
プランMでも月2,728円なのでかなり安いのですが、毎月大量のデータを余らせるとなんだか損した気分ですね。
3日間6GBの容量制限あり
UQモバイルを含めたau回線では、3日間のデータ使用量が6GBを超えると速度制限がかかります。
実際には3日間で6GBを超えたからといって制限がかかることは少ないようですが、念のため注意が必要です。
なお、ワイモバイルにはこの制限はありません。
ワイモバイルとの違いは?
UQモバイルへの契約を検討中の方は、前章で解説したワイモバイルとよく悩まれます。
ワイモバイルとUQモバイルはどちらも大手キャリアのサブブランドでよく似たサービス内容ですが、細かい点で違いがあります。
料金はUQモバイルの方が安いですが、2回線以上契約する場合は家族割があるワイモバイルのほうがお得です。
また、UQモバイルには低速モードがありますが、ワイモバイルにはありません。
一方、ワイモバイルはキャリアメールや留守電が無料ですが、UQモバイルは有料です。
ワイモバイルとUQモバイルの比較・違いは下記記事に詳しくまとめています。
▼UQはデータ繰り越し可能▼
▼WEB限定キャッシュバック▼
OCNモバイルONE
続いて紹介するのはOCNモバイルONEです。
速度が速くて料金が安く、ドコモ回線を使った格安SIMの中では一番おすすめのキャリアです。
OCNモバイルONEはドコモ回線を使っているため、mineoのドコモ回線を契約中の方はスマホがそのまま使えます。
SIMロック解除も不要です。
- ドコモ回線で一番おすすめ
- お昼でも速度が速い
- 音声1GB770円、3GB990円
- 端末価格はほとんど最安値
- 音楽は誰でも聴き放題
- 選べるのはドコモ回線のみ
通信速度が速い
先に解説したUQモバイルやワイモバイルほどではありませんが、OCNモバイルONEは格安SIMの中では速度が速いです。
私の速度計測では、ワイモバイル・UQモバイルを除けばトップクラスの速度が出ています。
お昼の混雑時でも5Mbps以上出ており快適です。
その他の時間は数十Mbps出ています。
mineoの速度が不満だった方も、OCNモバイルONEなら問題なく使えると思います。
音声SIMが月550円から
OCNモバイルONEは2021年4月に新コースの料金が値下げされました。
<新コース音声SIMの料金表>
容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
500MB | ¥550 |
1GB | ¥770 |
3GB | ¥990 |
6GB | ¥1,320 |
10GB | ¥1,760 |
音声1GBが770円、音声3GBが990円で使えます。
6GB・10GBもかなり安いですね。
なお、現在も旧コースが契約できますが、料金は新コースの方が安くて速度も速いので新コースが断然おすすめです。
端末価格がほぼ最安値
OCNモバイルONEの最大の特徴はスマホ価格の安さです。
OCNモバイルONEおよび系列のgooSimsellerでは人気のiPhone・Androidを販売しています。
販売価格はほぼ全機種が最安値です。
音声SIMとセット購入のみですが、他の格安SIMより圧倒的に安い価格で購入できます。
さらに毎月実施するセールなら更に安く買えます。
端末セットで格安SIMに契約する場合はOCNモバイルONEがおすすめです。
▼ドコモ回線ならここ▼
▼スマホセールが超お得▼
IIJmio
最後に紹介するのはIIJmioです。
ドコモ・au回線が選べるので、乗り換え時に回線を合わせれば現在使っているスマホがそのまま使えます。
先に解説したワイモバイル・UQモバイルで選べない3~15GBのプランや、OCNモバイルONEで選べない10GB以上のプランも選べます。
料金は主要なMVNOで最安値級です。
- ドコモ回線/au回線が選べる
- 料金は主要なMVNOで最安値級
- 20GBまでプランが細かく選べる
- スマホ価格がかなり安い
- 通話料金は自動で半額
- お昼の通信速度は遅め
- 動画見放題はない
スマホがそのまま使える
IIJmioはドコモ回線・au回線が選べます。
そのため、mineoのDプランを契約していた方はIIJmioでドコモ回線を選べばスマホはそのまま使えます。
同様に、Aプランを契約していた方はIIJmioのau回線を選べばそのまま使えます。
mineoで使えていたスマホはiPhoneもAndroidも使えます。
SIMを差し替えてAPN設定するだけなので簡単です。
詳細は公式サイトの動作確認端末一覧を確認してください。
料金はMVNOで最安値級
IIJmioの最大の特徴は料金の安さです。
2021年から開始した新プラン「ギガプラン」は主要なMVNOで最安値級の料金になりました。
▼ギガプランの料金表▼
容量 | 音声通話SIM |
---|---|
2GB | ¥850 |
4GB | ¥990 |
8GB | ¥1,500 |
15GB | ¥1,800 |
20GB | ¥2,000 |
mineoでは1GBで1,298円でしたが、IIJmioなら2GBで月850円です。
UQモバイルはもちろん、OCNモバイルONEよりも少し安いですね。
プランは10GB以下も細かく分かれていますし、15GB・20GBといった中容量のプランも選べます。
ワイモバイル・UQモバイルは3~15GBの間のプランがないですが、IIJmioなら4GB・8GBも選べます。
OCNモバイルONEで選べない10GB以上のプランにも対応しています。
個人的にはSプランならワイモバイル、AプランならUQモバイル、DプランならOCNモバイルONEへの乗り換えがおすすめですが、データ使用量がフィットしない場合はIIJmioを検討しましょう。
お昼の通信速度は遅め
IIJmioの最大の注意点は通信速度です。
ドコモ回線もau回線も通常時は十分な速度ですが、お昼はやや遅いです。
お昼12~13時は1Mbpsちょっとに落ちるので、WEBサイトやSNSの閲覧には影響が出てくるでしょう。
動画も設定画質によっては詰まるかもしれません。
ただし、遅くなるのは12~13時の1時間ほどです。
mineoもお昼は遅くなりますが、IIJmioの方がやや速いです。
速度にこだわる方はワイモバイル・UQモバイル・OCNモバイルONEへの乗り換えがおすすめですが、お昼の1時間が我慢できれば問題ないでしょう。
その他、IIJmioの特徴やメリット・デメリットはこちらにまとめています。
▼IIJmioの詳細はこちら▼
▼豪華キャンペーン中▼
mineoから乗り換えにおすすめのタイミング
MNP転出はいつでもOK
mineoは、MNPで乗り換えた月の料金は日割り計算されます。
よって、料金面から言えばいつ解約しても同じです。
ただし、データ容量は付与された分が全て使えますので、解約前に使い切りましょう。
各社のキャンペーンをチェック
もう一つ、乗り換え先の格安SIMキャリアでお得なキャンペーンを実施しているタイミングで乗り換えましょう。
ワイモバイルやUQモバイルは月額料金割引キャンペーンやスマホセール、キャッシュバックが人気です。
また、OCNモバイルONEは毎月実施するスマホセールがかなりお得です。
格安SIMで最もお得なセールといっても過言ではありません。
乗り換える際は必ずセール情報を確認しましょう。
mineoから乗り換える手順
他社乗り換えの5手順
mineoから他社に乗り換える際の手順は主に以下の5つです。
- MNP予約番号を発行
- 乗り換え先で転入手続き
- SIM・端末到着
- APN設定
- SIM返却
詳細は下記記事に詳しくまとめています。
mineoからの乗り換えはこちら
以上、mineoから乗り換える場合のおすすめキャリアの紹介でした。
ワイモバイル・UQモバイルは格安SIMの中でも通信速度が快適です。
ただしキャリアによって特徴・メリット・デメリットがありますので、本文をよく読んで乗り換えてください。
乗り換えはこちらからどうぞ!
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