本記事ではmineoから乗り換える場合のおすすめ格安SIMを解説します。
おすすめはUQモバイル・ワイモバイル・BIGLOBEモバイル・OCNモバイルONEです。
大まかな選び方は以下の通りですが、詳しくは各章で詳しく解説しています。
- 一番おすすめ:UQモバイル
- 間違いない:ワイモバイル
- Dプランから:OCNモバイル
- 動画見放題:BIGLOBEモバイル
UQモバイル
mineoから乗り換えで最もおすすめのキャリアはUQモバイルです。
UQモバイルは、次に紹介するワイモバイルと並んで通信速度が速い点がメリットです。
特にmineoでAプランを契約している方はUQモバイルへの乗り換えが一番おすすめです。
Dプラン・Sプランの方も、au回線で使える端末であればUQモバイルへの乗り換えも可能です。
また、キャリア決済やキャリアメールが使えたり、店舗があるなど、大手3キャリアと同じようなサービスが受けられるのが特徴です。
- 格安SIM最速クラスの通信速度
- プランRは制限時も最大1Mbps
- 余ったデータは翌月に繰越し
- 節約モードならデータ消費なし
- 店舗が全国にある
- 公式サイト限定キャッシュバック
- 最大10GBまでしか選べない
- プランSとRの2つしか選べない
格安SIMの中では料金が少々高いですが、通信速度にこだわる方はUQモバイルかワイモバイルにしましょう。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルのメインの料金プランは「スマホプラン」です。
S・Rからデータ容量を選びます。
<UQモバイルの料金表>
S | R | |
---|---|---|
データ 容量 | 3GB | 10GB |
月額料金 (税抜) | ¥1,980 | ¥2,980 |
容量超過後 の速度 | 最大 300Kbps | 最大 1Mbps |
通話 オプション | 通話かけ放題:月1,700円 10分かけ放題:月700円 通話パック60分:月500円 |
※税抜
※データは1年間増量あり
UQモバイルはワイモバイルと悩む方が多いですが、最初の6ヶ月間だけ安くなるワイモバイルと異なりUQモバイルの料金はずっと一定です。
また、ワイモバイルには10分かけ放題が含まれていますが、UQモバイルのスマホプランには通話オプションはついておらず、自身で選べます。
そのため通話をあまりしない方はワイモバイルよりUQモバイルの方がお得です。
通信速度は非常に速い
UQモバイルは格安SIMの中では通信速度が高速です。
お昼でも速度が落ちません。
格安SIMではワイモバイルとUQモバイルの通信速度は圧倒的で、あとに解説するOCNモバイルONEよりも速いです。
mineoの通信速度が不満だった方も、UQモバイルの通信速度なら問題ないでしょう。
プランRは制限時も最大1Mbps
UQモバイルのスマホプランにはプランSとプランRが用意されています。
このうち、プランRは速度制限時でも最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps出ていれば、WEBサイトやSNSの閲覧はもちろん、480p程度の画質であればYoutubeの視聴も快適です。
また、容量を使い切る前にも節約モードをONにすれば最大1Mbpsで通信でき、高速容量を消費しません。
容量を使い切った後でしか最大1Mbpsにならないワイモバイルに比べて、容量が残っているときから利用できるUQモバイルのほうが便利ですね。
キャリア決済/キャリアメール可
UQモバイルはキャリアメール・キャリア決済が使えます。
キャリアメールとはスマホキャリア独自のアドレスを利用したメール機能で、UQモバイルでは「~@uqmobile.jp」のアドレスが使えます。
また、コンテンツ代金をスマホ料金とまとめて支払える「キャリア決済」も可能です。
一部のサービスではキャリアメールやキャリア決済が必須の場合がありますが、UQモバイルとワイモバイルならどちらも使えます。
ただし、ワイモバイルはキャリアメールは無料ですが、UQモバイルは有料(月額200円)です。
全国に店舗がある
mineoはサポートが受けられる店舗が少ないのが難点でした。
一方、UQモバイルは全国に店舗があるのがメリットです。
ドコモショップと同じようにUQモバイルは全国に店舗があり、契約手続きができたりサポートを受けられます。
ドコモショップやワイモバイルに比べてまだ数は少ないですが、全国に店舗があるのは安心です。
最大10GBまでしか選べない
UQモバイルの「スマホプラン」は最大10GBまでしかありません。
mineoは最大30GBまで選べましたが、10GB以上使う方はUQモバイルは選べません。
ただし、UQモバイルのプランRは節約モードON時でも最大1Mbpsで使い放題です。
Youtubeも360p~480p画質なら快適に視聴できますので、容量は大きく節約できます。
3日間6GBの容量制限あり
UQモバイルを含めたau回線では、3日間のデータ使用量が6GBを超えると速度制限がかかります。
高速通信容量はプランRの10GBが最大なのであまり超えることはないかもしれませんが、念のため注意が必要です。
なお、ワイモバイルにはこの制限はありません。
▼UQはデータ繰り越し可能▼
▼WEB限定キャッシュバック▼
ワイモバイル
続いてのおすすめはワイモバイルです。
特にmineoでSプラン(ソフトバンク回線)を契約していた方におすすめです。
Dプラン・Aプランの方も、ワイモバイル(ソフトバンク回線)で使える端末であればワイモバイルへの乗り換えも可能です。
- 速度が圧倒的に速い
- プランM/Rは制限時も最大1Mbps
- ソフトバンクWi-Fiスポット無料
- PayPayとの連携がお得
- 光回線とのセット割でさらに安く
- 店舗数は格安SIM最多
- データ繰越不可
- 低速モードなし
- 最大14GBまでしかえらべない
私自身もワイモバイルをメインで契約しています。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルのメインとなる料金プラン「スマホベーシックプラン」は、S・M・Rからデータ容量を選びます。
また、全プランに10分かけ放題がついています。
<ワイモバイルの料金表>
S | M | R | |
---|---|---|---|
データ 容量 | 3GB | 10GB | 14GB |
月額料金 (~7ヶ月目) | ¥1,980 | ¥2,980 | ¥3,980 |
月額料金 (8ヶ月目~) | ¥2,680 | ¥3,680 | ¥4,680 |
制限時 の速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | |
通話料金 | 国内通話10分かけ放題 10分超過後は20円/30秒 |
※税抜
※データ容量は1年間増量あり
詳細:ワイモバイルの料金プラン
通信速度は非常に速い
ワイモバイルの最大の特徴は通信速度が非常に速いことです。
格安SIMではワイモバイルとUQモバイルの通信速度は圧倒的で、mineoよりも断然速いです。
格安SIMでどこも速度が落ちるお昼でも、ワイモバイルとUQモバイルは速度が落ちません。
mineoの通信速度が不満だった方も、ワイモバイルの通信速度なら問題ないでしょう。
M/Rは制限時も最大1Mbps
2020年7月より、ワイモバイルのプランM・Rは容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できるようになりました。
最大1Mbpsの速度があれば、SNSやWEBサイトの閲覧に加え、480P程度の画質であればYoutubeなどの動画視聴も可能です。
通信制限がかかってもほとんどのことは問題なくできますので、かなり便利です。
店舗数は格安SIM最多
mineoと異なり、ワイモバイルには全国に店舗があります。
前章で解説したUQモバイルにも店舗がありますが、店舗数は圧倒的にワイモバイルが多いです。
ワイモバイルは全国にあるソフトバンクショップでワイモバイルの各種サポートや契約を受け付けてくれます。
UQモバイルは独自ショップを拡大していますが、店舗数はまだまだ少ないです。
申込受付だけでなくトラブル時のサポートやスマホ教室もありますので、ご自宅や職場の近くに店舗があるのは非常に安心です。
詳細:ワイモバイルのメリット
余ったデータは繰り越し不可
ワイモバイルの最大のデメリットは、余ったデータの繰り越しができないことです。
mineoでは余ったデータを翌月に繰り越せましたが、ワイモバイルにはこの機能はありません。
格安SIMでデータ繰り越しがないのはワイモバイルくらいです。
これは大きなデメリットです。
低速モードもない
ワイモバイルには低速モードもありません。
mineoで低速モードを使っていた方、SNSをたくさん使う方や音楽ストリーミングを利用される方は少々残念ですね。
ライバルのUQモバイルは節約モードがあり、プランRなら最大1Mbpsで使えます。
この点も大きな差ですね。
最大14GBのプランしか無い
ワイモバイルには最大14GBのプランしかありません。
mineoは最大30GBまで選べました。
14GBでは容量が足りない…という方はワイモバイルへの乗り換えはやめておきましょう。
データ容量をたくさん使う方は、のちほど解説するBIGLOBEモバイルがおすすめです。
最大30GBまで選べて、さらにYoutubeなど動画が見放題になるエンタメフリーも人気です。
ただし、プランM・Rは容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できますので、1Mbpsでできることなら使い放題になります。
▼公式サイトで詳細を見る▼
OCNモバイルONE
続いて紹介するのはOCNモバイルONEです。
速度が速くて料金が安く、ドコモ回線を使った格安SIMの中では一番おすすめのキャリアです。
OCNモバイルONEはドコモ回線を使っているため、mineoのDプラン(ドコモ回線)を契約中の方はスマホがそのまま使えます。
SIMロック解除も不要です。
- ドコモ回線で一番おすすめ
- お昼でも速度が速い
- 音声3GBは主要MVNO最安値
- スマホ価格がかなり安い
- 音楽は誰でも聴き放題
- 選べるのはドコモ回線のみ
通信速度が速い
先に解説したUQモバイルやワイモバイルほどではありませんが、OCNモバイルONEは格安SIMの中では速度が速いです。
私の速度計測では、ワイモバイル・UQモバイルを除けばトップクラスの速度が出ています。
お昼の混雑時でも5Mbps以上出ており快適です。
その他の時間は数十Mbps出ています。
mineoの速度が不満だった方も、OCNモバイルONEなら問題なく使えると思います。
音声3GBは格安SIM最安値
OCNモバイルONEは2019年に新コースが開始しました。
新コースの料金は安く、特に音声3GBは主要な格安SIMでは最安値です。
<新コース音声SIMの料金表>
容量 | 音声SIM |
---|---|
1GB | ¥1,180 |
3GB | ¥1,480 |
6GB | ¥1,980 |
10GB | ¥2,880 |
20GB | ¥4,400 |
30GB | ¥5,980 |
※税抜
なお、現在も旧コースが契約できますが、料金は新コースの方が安くて速度も速いので新コースが断然おすすめです。
端末価格がほぼ最安値
OCNモバイルONEの最大の特徴はスマホ価格の安さです。
OCNモバイルONEおよび系列のgooSimsellerでは人気のiPhone・Androidを販売しています。
販売価格はほぼ全機種が最安値です。
音声SIMとセット購入のみですが、他の格安SIMより圧倒的に安い価格で購入できます。
さらに毎月実施するセールなら更に安く買えます。
端末セットで格安SIMに契約する場合はOCNモバイルONEがおすすめです。
▼ドコモ回線ならここ▼
BIGLOBEモバイル
最後に紹介するのはBIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルはドコモ回線・au回線が選べますので、mineoのDプラン・Aプランからの乗り換えにおすすめです。
BIGLOBEモバイルはドコモ回線もau回線も速度が速いのが特徴です。
特にKDDIの傘下に入って以降、au回線の速度はかなり速いです。
料金プランもシンプルで安く、キャンペーンが豪華なことが魅力です。
- 通信速度が快適
- 特にau回線が速い
- 最大30GBまで選べる
- 料金はmineoと同程度
- エンタメフリーも選べる
- お昼は速度が落ちる
- ソフトバンク回線はない
通信速度が快適
前に解説したUQモバイルやワイモバイルほどではありませんが、BIGLOBEモバイルは格安SIMの中では速度が速いです。
ドコモ回線は普通くらいですが、au回線はかなり速いです。
au回線ではUQモバイルを除けばトップの速度が出ています。
お昼の混雑時の落ち込みはワイモバイル・UQモバイルよりも大きいですが、mineoよりは速いです。
mineoの速度が不満だった方も、BIGLOBEモバイルなら幾分改善するでしょう。
料金プランがシンプルで安い
BIGLOBEモバイルは非常に料金プランがシンプルで、ご自身に合ったデータ容量・オプションが細かく選べるのが特徴です。
<音声通話SIMの料金表>
データ容量 | 基本料金 |
---|---|
1GB | ¥1,400 |
3GB | ¥1,600 |
6GB | ¥2,150 |
12GB | ¥3,400 |
20GB | ¥5,200 |
30GB | ¥7,450 |
これはmineoと同じなのでメリットとまでは言えませんが、シンプルで選びやすいプランです。
エンタメフリーが人気
BIGLOBEモバイルでは、「エンタメフリー」というオプションが非常に人気です。
このオプションのためにBIGLOBEモバイルに契約される方も多いです。
エンタメフリーは、Youtubeなどの動画・音楽ストリーミングが月額480円で見放題(カウントフリー)になるオプションです。
特にYoutubeをよく見る方は大変お得になるので、最近契約者数がかなり増えています。
mineoには低速モード・パケット放題あるものの、カウントフリーはありません。
動画をよく見る方はエンタメフリーは非常におすすめです。
お昼の通信速度は落ちる
BIGLOBEモバイルは通常時の通信速度は速いです。
しかし、朝夕に比べてお昼の通信速度は少々落ちます。(0.7~1Mbps程度)
それでもmineoよりは速いことが多いですが、前に解説したワイモバイル・UQモバイルには大きな差をつけられています。
速度にこだわる方はワイモバイルかUQモバイルにしましょう。
▼BIGLOBEモバイルも速度快適▼
mineoから乗り換えにおすすめのタイミング
MNP転出はいつでもOK
mineoは、MNPで乗り換えた月の料金は日割り計算されます。
よって、料金面から言えばいつ解約しても同じです。
ただし、データ容量は付与された分が全て使えますので、解約前に使い切りましょう。
各社のキャンペーンをチェック
もう一つ、乗り換え先の格安SIMキャリアでお得なキャンペーンを実施しているタイミングで乗り換えましょう。
ワイモバイルやUQモバイルは月額料金割引キャンペーンやスマホセール、キャッシュバックが人気です。
また、OCNモバイルONEは毎月実施するスマホセールがかなりお得です。
格安SIMで最もお得なセールといっても過言ではありません。
乗り換える際は必ずセール情報を確認しましょう。
mineoから乗り換える手順
他社乗り換えの5手順
mineoから他社に乗り換える際の手順は主に以下の5つです。
- MNP予約番号を発行
- 乗り換え先で転入手続き
- SIM・端末到着
- APN設定
- SIM返却
詳細は下記記事に詳しくまとめています。
mineoからの乗り換えはこちら
以上、mineoから乗り換える場合のおすすめキャリアの紹介でした。
BIGLOBEモバイル・ワイモバイル・UQモバイルは格安SIMの中でも通信速度が快適です。
ただしキャリアによって特徴・メリット・デメリットがありますので、本文をよく読んで乗り換えてください。
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