本記事では、ワイモバイルからLINEモバイルにMNP転出する手順や注意点を解説します。
LINEモバイルのソフトバンク回線はNVNOでは速度が快適で、ワイモバイルより料金をさらに節約できます。
ただし、乗り換えのデメリットもあるので必ず確認してください。
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乗り換えのメリット/デメリット
料金をさらに安くできる
ワイモバイルからLINEモバイルに乗り換える最大のメリットは、スマホ料金をさらに節約できることです。
特に通話をほとんどしない方はLINEモバイルの方がお得です。
下表は10分かけ放題が不要な場合の2年間の総支払額の比較です。
<10分かけ放題不要の場合>
月のデータ 使用量 | ワイモバイル | LINEモバイル |
---|---|---|
3GB | ¥60,120 | ¥35,520 |
6GB | ¥84,120 | ¥40,800 |
10GB | ¥84,120 | ¥64,800 |
12GB | ¥108,120 | ¥64,800 |
※税抜
月のデータ使用量によってはLINEモバイルの方が半額以下になる場合もありますね。
ワイモバイルは10分かけ放題付きのプランしかありませんので、通話をほとんどしない方は少々損です。
LINEモバイルはかけ放題無しのプランも選べますので、通話をほとんどしない方はLINEモバイルの方が断然おすすめです。
<10分かけ放題付きの場合>
月のデータ 使用量 | ワイモバイル | LINEモバイル |
---|---|---|
3GB | ¥60,120 | ¥56,640 |
6GB | ¥84,120 | ¥61,920 |
10GB | ¥84,120 | ¥85,920 |
12GB | ¥108,120 | ¥85,920 |
※税抜
LINEモバイルでも10分かけ放題オプションを付ける場合、月のデータ使用量によってはワイモバイルが安くなる場合もあります。
通信速度は断然ワイモバイルのほうが速いので、料金が同じくらいであればワイモバイルがおすすめです。
速度はワイモバイルが速い
LINEモバイルからYmobileに乗り換える際の最大のデメリットは通信速度です。
LINEモバイルはドコモ・au・ソフトバンク回線が選べます。
通信速度が最も速いのはソフトバンク回線ですが、それでもワイモバイルの方が圧倒的に速いです。
ソフトバンク回線はMVNOの中ではトップクラスに速いですが、お昼は1Mbps近くにまで落ち込みます。
ワイモバイルのプランM/Rは通信制限時の速度が1Mbpsなのでそれと同じくらいの速度ですね。
1Mbpsまで落ち込むのはお昼の1時間程度のみで他の時間は快適ですが、速度にこだわる方はワイモバイルのままの方がおすすめです。
ちなみに、LINEモバイルのドコモ・au回線は速度がかなり遅いです。
ほとんど使い物になりませんので、契約は絶対にソフトバンク回線にしましょう。
LINEモバイルへの乗り換え手順
早速ワイモバイルからLINEモバイルに乗り換える手順を解説します。
ワイモバイルからLINEモバイルにMNP転出するには以下の手順が必要です。
- MNP予約番号発行
- 転出先で契約手続き
- 回線切り替え
- APN設定
MNP予約番号を発行
まずはワイモバイルでMNP予約番号を発行します。
MNP予約番号とは、電話番号そのままで他社に乗り換えるための引き継ぎ番号のようなものです。
MNP予約番号の発行方法は以下の3通りです。
- マイページ
- ワイモバイル店舗
- カスタマーセンターへ電話
- Ymobileのスマホ:116
- その他:0120-921-156
(9:00~20:00 年中無休)
最もおすすめなのはマイページで発行する方法です。
ただし、発行できるのは9:00~20:00なので注意してください。
オンラインで乗り換え手続き
MNP予約番号を発行したら、LINEモバイル公式サイトで契約手続きを行います。
残り10日以上で手続きが必要
ただし、ワイモバイルで発行したMNP予約番号には有効期限があり、LINEモバイル公式サイトで乗り換える場合は有効期限の残りが10日以上残っている必要があります。
ワイモバイルで予約番号を発行した後は、すぐに手続きをしましょう。
なお、LINEモバイルの店舗で転入手続きする場合は即日開通しますので、有効期限内ならいつでも大丈夫です。
公式サイトでの手続き
LINEモバイルでの乗り換え手続きは簡単です。
LINEモバイル公式サイトにアクセスし、申込画面でプランやデータ容量、オプションを選択します。
続いての画面で、「他社からののり明け(MNP転入)」を選択します。
するとMNP予約番号の入力画面が出てきますので、ワイモバイルで発行してもらった番号や有効期限を入力します。
その下に「キャンペーンコードの利用」という項目が出てきます。
LINEモバイルではお得なキャンペーンを実施していますが、コードの入力が必要なものが多いです。
必ずこちらのキャンペーンページを確認してください。
あとは画面の指示に従って本人確認書類をアップロードしていけば手続きは完了です。
早ければ2~3日でSIMカードが自宅に送られてきます。
開通手続(回線切り替え)
LINEモバイルからSIMカードが届いても、回線はワイモバイルのままです。
そのため、LINEモバイルへの開通手続き(回線切り替え手続き)が必要になります。
回線の開通手続きは以下の2つの方法でできます。
- WEB(マイページ)
- 電話
LINEモバイルのマイページから手続きする場合、IDとパスワードでログイン後、契約情報確認ページにある「MNP開通申し込み」ボタンを押します。
電話の場合、下記に電話します。
電話番号:0120-889-279
受付時間 10:00-19:00(年中無休)
マイページで開通手続きするか、または電話で手続きした後、早ければ30分ほど(長くても2時間ほど)で回線が自動的にLINEモバイルに切り替わります。
開通するとワイモバイルが正式に解約され、ワイモバイルのSIMカードは使えなくなるので注意してください。
APN設定
回線の切り替え手続きが完了したら、APN設定(プロファイルインストール)が必要です。
APN設定とは、手持ちの端末がLINEモバイルの回線でデータ通信できるようにする作業です。
APN設定はこちらのページで詳しく解説されています。
手持ちの端末がAndroidかiPhoneかで異なりますので注意してください。
以上でLINEモバイルへのMNP転入手続きは完了です。
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LINEモバイルで使える端末
ワイモバイルで使っていたスマホをLINEモバイルでそのまま使う場合は注意が必要です。
LINEモバイルにはドコモ・au・ソフトバンクの3回線があり、端末や選ぶ回線によってはワイモバイルのスマホは使えません。
これから色々と解説していきますが、必ず動作確認端末一覧を確認してください。
使えるiPhone
ワイモバイルで使っていたiPhoneはLINEモバイルのどのキャリアの回線でも使えます。
まず、SIMフリーのiPhoneとSIMロック解除済みのiPhoneはそのままLINEモバイルの全回線で使えます。
ただし、ワイモバイルで購入したiPhone7・iPhone6S・iPhone SE(初代/第2世代)にはSIMロックがかかっています。
SIMロックを解除しない限り、LINEモバイルでは使えません。
SIMロックを解除すれば、LINEモバイルのドコモ・au・ソフトバンク回線のどれでも使えます。
使えるAndroid
ワイモバイル使っていたAndroidスマホは、大きく以下の4つに分けられます。
- ワイモバイルで購入したAndroid
(SIMロックあり) - ワイモバイルで購入したAndroid
(SIMフリー) - ソフトバンクで購入したAndroid
(SIMロック解除済) - SIMフリーのAndroid
ワイモバイルで購入したAndroid
まず、ワイモバイルで購入したAndroidはソフトバンク回線で使いましょう。
ドコモ・au回線には対応していない機種がほとんどです。
ワイモバイルで販売されたAndroidスマホはSIMロック端末とSIMフリー端末に分けられます。
SIMフリー端末はそのままSIMを挿してAPN設定すれば使えます。
一方、Android Oneなどそれ以外の機種はSIMロックがかかっています。
SIMロックがかかっている端末は、SIMロック解除すればソフトバンク回線で使えます。
少々ややこしいですが、SIMロック解除してソフトバンク回線で使うのが最もおすすめです。
SIMフリーのAndroid
格安SIMキャリアや家電量販店などで販売されたSIMフリー端末は、ドコモ回線・ソフトバンク回線ならほぼ全てLINEモバイルで使えます。
ただし、au回線には対応していない場合もあります。
「auのLTEバンド1・18・26に対応しているか(※)」「au VoLTEに対応しているか」の両方を確認しましょう。
※18と26はどちらかでも可
ただ、LINEモバイルはソフトバンク回線が一番速いので、基本的にはソフトバンク回線を選ぶのがおすすめです。
色々と解説しましたが、必ず動作確認端末一覧を確認してください。
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お得にMNPで乗り換える方法
この章では、ワイモバイルからLINEモバイルにお得に乗り換える方法を解説します。
キャンペーンを利用
まず最も基本となるのが、キャンペーンを利用する方法です。
LINEモバイルではほぼ年間を通してお得なキャンペーンを実施しています。
月額料金が割引になったりLINEポイントが還元されたりといった、お得な特典が受けられます。
現在実施中のキャンペーンは下記記事にて詳しく解説しています。
端末は別購入しよう
スマホをお持ちでない方や乗り換えを機に買い換えようと思っている方は、LINEモバイルでスマホ端末とセットでも契約できます。
しかし、LINEモバイルのスマホ端末は取扱機種が少なく、価格も高いです。
できれば別途購入してLINEモバイルで使ったほうがお得です。
iPhoneはアップルストアや家電量販店で買いましょう。
また、「イオシス」などの大手スマホショップでは、中古・新品・未使用品のスマホが比較的安く手に入ります。
LINEモバイルの端末は高いので、面倒でなければ他で購入して使うのがおすすめです。
▼おすすめはイオシス▼
MNP転出時にかかる費用
MNP転出手数料
ワイモバイルからLINEモバイルに転出する際、MNP転出手数料がかかります。
MNP転出手数料は税抜3,000円です。
2019年9月末までは契約月数によって転出手数料が変わっていましたが、10月以降は一律3,000円になりました。
最低利用期間/違約金
スマホプランの場合
2019年9月末までは、スマホプランがメインのプランでした。
ワイモバイルのスマホプランS・M・Lには最低利用期間が設定されています。
この最低利用期間を終える前にMNP転出すると、違約金(契約解除料)9,500円がかかります。
スマホプランの最低利用期間は2年間です。(正確には契約開始日の翌月から24か月間)
契約開始日翌月から24~26か月目の3か月間は「契約更新月」とされ、この契約更新月3ヶ月間の間にMNP転出すれば契約解除料はかかりません。
MNP転出はできる限り契約更新月にしましょう。
スマホベーシックプランの場合
2019年10月以降はスマホベーシックプランがメインプランになりました。
スマホベーシックプランには最低利用期間や解約金は設定されていません。
よって、いつMNP転出しても違約金はかかりません。
転出月の料金は日割りなし
ワイモバイルからMNP転出した月の料金は、月途中の転出であっても満額請求されます。
日割り計算はされません。
端末代は転出後も継続支払
ワイモバイルで端末を24回分割払いで購入し、24回の支払いを終える前にMNP転出する場合、端末代金の残額(残債)は転出後も継続して請求されます。
MNP転出時に一括返済する必要はありません。
ただし、必要であれば一括返済も可能です。
一括返済の手続きは店舗でのみ可能です。
ワイモバイルからLINEモバイルへの乗り換えはこちら
以上、ワイモバイルからLINEモバイルに乗り換える手順の解説でした。
LINEモバイルのソフトバンク回線はNVNOでは速度が快適で、ワイモバイルより料金をさらに節約できます。
ただし、冒頭に書いたように乗り換えのデメリットもあるので必ず確認してください。
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