本記事では楽天モバイルでXperia Ace IIIが使えるか解説します。
Xperia Ace IIIはドコモ・au・UQモバイル・ワイモバイルで発売されましたが、一部は楽天モバイルでは使えないので注意してください。
Xperia Ace IIIは使える？
Xperia Ace IIIはドコモ版（SO-53C）・au版／UQモバイル版（SOG08）・ワイモバイル版（A203SO）が発売されました。
- ドコモ版（SO-53C）：×
- au・UQ版（SOG08）：〇
- ワイモバイル版（A203SO）：×
ドコモのXperia Ace III SO-53C
ドコモで発売されたXperia Ace III SO-53Cは楽天モバイルで動作確認されていますが、音声通話やデータ通信のほとんどが使えません。
楽天モバイルで使うのはあきらめましょう。
ドコモ版のXperia Ace III SO-53Cはドコモ回線の周波数にしか対応していないので、ahamo、irumoやドコモ回線を使った格安SIMで使いましょう。
楽天モバイルでXperiaが使いたい方は、楽天モバイル発売されたXperia 10 V・Xperia 10 IVや、動作確認端末一覧に記載のあるSIMフリー版のXperiaを買いましょう。
特にXperia 10 IVはだいぶ価格が安くなったのでおすすめです。
Xperia 10 IV購入時はSIMフリー版または楽天モバイル版のXQ-CC44を選べば楽天モバイルの全機能に対応しています。
auのXperia Ace III SOG08
auで発売されたXperia Ace III SOG08は楽天モバイルで動作確認されており、4G/5G通信・音声通話やSMSなどの主要機能が使えます。
Xperia Ace IIIを使う場合はau版か、同じ仕様のUQモバイル版を選びましょう。
※au版／UQ版はSOG08
ただし、APNの自動設定やETWSなどの細かい機能には非対応なので注意してください。
APNは手動で設定すれば問題ありませんが、ETWS（緊急地震速報・津波警報）などに非対応なのは少し気になります。
これらの機能に非対応でも普段使いには問題ありませんが、気になる方は楽天モバイルで発売されたXperia 10 V・Xperia 10 IVや、動作確認端末一覧に記載のあるSIMフリー版のXperiaを買いましょう。
特にXperia 10 IVはだいぶ価格が安くなったのでおすすめです。
Xperia 10 IV購入時はSIMフリー版または楽天モバイル版のXQ-CC44を選べば楽天モバイルの全機能に対応しています。
UQのXperia Ace III SOG08
UQモバイルで発売されたXperia Ace III SOG08は楽天モバイルで動作確認されていません。
ただし仕様はau版と同じなので、au版と同じく4G/5G通信・音声通話やSMSなどの主要機能が使えます。
Xperia Ace IIIを使う場合はau版かUQモバイル版を選びましょう。
※au版／UQ版はSOG08
ただし、APNの自動設定やETWSなどの細かい機能には非対応なので注意してください。
APNは手動で設定すれば問題ありませんが、ETWS（緊急地震速報・津波警報）などに非対応なのは少し気になります。
これらの機能に非対応でも普段使いには問題ありませんが、気になる方は楽天モバイルで発売されたXperia 10 V・Xperia 10 IVや、動作確認端末一覧に記載のあるSIMフリー版のXperiaを買いましょう。
特にXperia 10 IVはだいぶ価格が安くなったのでおすすめです。
Xperia 10 IV購入時はSIMフリー版または楽天モバイル版のXQ-CC44を選べば楽天モバイルの全機能に対応しています。
ワイモバイル版Xperia Ace III
ワイモバイルで発売されたXperia Ace III A203SOは楽天モバイルで動作確認されていますが、音声通話と4Gデータ通信が使えません。
楽天モバイルで使うのはあきらめましょう。
ワイモバイル版のXperia Ace III A203SOはソフトバンク回線の周波数にしか対応していないので、ワイモバイル・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMで使いましょう。
楽天モバイルでXperiaが使いたい方は、楽天モバイル発売されたXperia 10 V・Xperia 10 IVや、動作確認端末一覧に記載のあるSIMフリー版のXperiaを買いましょう。
特にXperia 10 IVはだいぶ価格が安くなったのでおすすめです。
Xperia 10 IV購入時はSIMフリー版または楽天モバイル版のXQ-CC44を選べば楽天モバイルの全機能に対応しています。
他社版Xperiaを使う手順
ここからは、他社で購入したXperia Ace IIIを楽天モバイルで使う手順を解説します。
ドコモ版・ワイモバイル版もSIMロックはかかっていませんが、au版・UQモバイル版以外を使うのはおすすめしません。
Xperia Ace III本体を用意
まずはXperia Ace IIIの本体を用意しましょう。
楽天モバイルで使う場合はau版・UQモバイル版のXperia Ace III SOG08を用意しましょう。
ドコモ版・ワイモバイル版も使えないことはないですが、データ通信や音声通話などの主要な機能が使えないので使用はおすすめしません。
Xperia Ace III SOG08はAmazon・楽天市場や中古スマホ店で本体のみを購入できます。
購入時はau版・UQモバイル版であることを確認してから購入してください。
※au版／UQ版はSOG08
Xperia Ace IIIはどれを買ってもSIMフリーなので、SIMロック解除は不要です。
本体にSIMを差し替え
Xperia Ace III本体が用意できたら、現在の端末からSIMカードを抜き、Xperia Ace III本体にSIMを差し替えてください。
Xperia Ace IIIはSIMピン不要で手でSIMスロットが開けられます。
なお、au版・UQモバイル版のXperia Ace IIIはeSIMにも対応しています。（ドコモ版のみ非対応）
他機種に入れているeSIMをXperia Ace IIIに移す手順はこちらにまとめています。
端末初期設定・データ移行
SIMを差し替えたら、新しいXperia Ace IIIの電源をONにします。
すると端末の初期設定が開始します。
この工程の途中で元の端末からデータ移行も可能です。
データ移行はワイヤレスでもできますし、端末同士をケーブルで接続しても可能です。
詳細はこちらを参照してください。
APN設定
Xperia Ace IIIにSIMを入れて端末の初期設定／データ移行が完了したあとはAPN設定が必要です。
設定（歯車マーク） → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → 最下段の詳細設定 → アクセスポイント名 をタップします。
右上のメニューをタップし、新しいAPNをタップして、以下の通り入力します。
＜AndroidのAPN＞
| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| APN名 | （任意） |
| APN | rakuten.jp |
| MCC | 440 |
| MNC | 11 |
| APN タイプ |
default,supl,dun |
| APN プロトコル |
IPv4/IPv6 |
| APNローミング プロトコル |
IPv4/IPv6 |
| PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
※APNタイプでdunが入力不可の場合、「default,supl」または「default,supl,tether」と入力
※PDPタイプは入力箇所なし
APN設定の詳細はこちらを参考にしてください。
APN設定完了後はWi-FiをOFFにして、データ通信ができるか確認してください。
Rakuten Linkの設定
最後に、通話アプリ「Rakuetn Link」の設定をします。
楽天モバイルの通話が無料でかけ放題になるのはRakuetn Linkからかけた場合のみなので、必ずインストールしましょう。
Rakuten Link
Rakuten,Inc.無料
Rakuten Linkで通話ができるようになれば機種変更は終了です。
Xperia Ace IIIの購入はこちら
以上、楽天モバイルでXperia Ace IIIを使う手順の解説でした。
Xperia Ace IIIはドコモ・au・UQモバイル・ワイモバイルで発売されましたが、ドコモ版・ワイモバイル版は使えないので注意してください。
これから端末を買う方はau版・UQモバイル版のSOG08を選びましょう。
購入はこちらからどうぞ。
※au版／UQ版はSOG08
他に楽天モバイルでXperiaが使いたい方は、楽天モバイル発売されたXperia 10 V・Xperia 10 IVや、動作確認端末一覧に記載のあるSIMフリー版のXperiaを買いましょう。
特にXperia 10 IVはだいぶ価格が安くなったのでおすすめです。
Xperia 10 IV購入時はSIMフリー版または楽天モバイル版のXQ-CC44を選べば楽天モバイルの全機能に対応しています。