本記事では、OCNモバイルONEから楽天モバイルUN-LIMITにMNPで乗り換える手順や注意点を解説します。
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OCNモバイルから乗り換える手順
OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換えるには以下の手順が必要です。
- 使える端末を準備
- MNP予約番号発行
- 転出先で契約手続き
- 回線切り替え
- APN設定
- Rakuten Linkの設定
使える端末を準備
まずは楽天モバイルで使えるスマホを用意しましょう。
楽天モバイルでは使える端末が限られ、OCNモバイルONEで使っていたスマホが使えない場合もあります。
一番安心なのは楽天モバイルで端末を買うことです。
エントリーモデルからハイスペック機種まで購入でき、さらにお得なセールも定期的に実施しています。
ドコモ・au・ソフトバンクと同様、最新のiPhoneも購入できます。
OCNモバイルONE・goosimsellerで買ったAndroidを使いたい場合は必ず動作確認状況を確認しましょう。
Androidは楽天モバイルで使えない場合も多いです。
OCNモバイルONE・goosimsellerで買ったiPhoneはSIMロックがかかっていないので、iPhone6S・初代iPhone SE以降の機種なら全て使えます。
ただしドコモで買ったiPhoneはSIMロック解除が必要です。
MNP予約番号を発行
続いて、OCNモバイルONEでMNP予約番号を発行してもらいましょう。
MNP予約番号とは、他社に乗り換えても同じ電話番号を使うための引き継ぎ番号のようなものです。
乗り換え元キャリア（=OCNモバイルONE）でMNP予約番号を発行し、楽天モバイル契約時にその番号を入力することで電話番号そのままで乗り換えられます。
OCNモバイルONEのMNP予約番号は「OCNマイページ」から発行可能です。
まずは「OCNマイページ」にアクセスします。（もしくはこちら）
dアカウントかOCN IDでログインしてください。
2段階認証が必要な場合もあるので、SMSなどで認証を終えてください。
次の画面でMNP転出する電話番号を確認したうえで、アンケートに回答し、注意点に同意してください。
確認画面が出るので、内容を確認して最下段の「申し込む」をタップしてください。
これで申し込みが完了します。
ただし、その場でMNP予約番号が発行されるわけではありません。
転出するOCNモバイルONEのSIMが挿入されたスマホにSMSで通知されます。
私は日曜日の20時頃に発行手続きをし、翌日月曜日の朝10時に届きました。
SNSなどの口コミとみると、平日19時までに発行すると当日届き、20時以降は翌朝10時に届くようです。
ただしSMSが届くのは最大で3営業日後になる場合もあるので注意してください。
MNP予約番号の発行手順は注意点はこちらでも詳しくまとめています。
楽天モバイルでMNP転入手続き
いよいよ、楽天モバイルでMNP転入手続きします。
転入手続きは「楽天モバイル公式サイト」で進めます。
楽天モバイル公式サイトにアクセスし、画面上部の「お申込み」を選択
プランは一つしかないので「プランを選択する」をタップします。
すると画面上部のカードに①という表示が出ます。
次にオプションを選択します。
私が申し込んだ際、15分かけ放題オプションには最初からチェックが入っていました。
不要な方は外すのを忘れないようにしてください。
続いてSIMタイプを選択してください。
通常のSIMカードかeSIMを選択します。
スマホとセットの方は続いて「製品選択に進む」をタップします。
SIMのみ・eSIMのみの方は「この内容で申し込む」を選択してください。
楽天ID・パスワードを入力してログインします。
次に本人確認書類をアップロードします。
3種類の方法がありますが、個人的にはAIかんたん本人確認がおすすめです。
次の画面で本人確認書類と自身の写真を指示通りに撮影すればすぐに本人確認が終了します。
1番目の「書類画像をアップロードで確認」でも良いのですが、私の時はエラーになって認証できませんでした。
本人確認が完了したら、次の画面でMNPか新規契約かを選びます。
「他社から乗り換え（MNP）」を選択します。
次の画面で、OCNモバイルONEで発行したMNP予約番号や有効期限、電話番号を入力してください。
最後に、支払い方法を選びます。
楽天カードをお持ちでない方は必ずこちらから発行しましょう。
楽天カードなら支払金額に応じて1%の楽天ポイントが貯まりますし、端末代金の分割手数料も無料です。
もちろん年会費などは無料です。
▼楽天カードは必須▼
あとは画面に従って手続きを進めればOKです。
申込みが完了すると、登録されたメールアドレスに確認メールが送られます。
SIMは指定日に自宅に届きますが、それまでは「my 楽天モバイル」で状況を確認できます。
楽天モバイルへのMNP乗り換え手順はこちらにも詳しくまとめています。
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回線切り替え・開通手続き
楽天モバイルからSIMカードが届いたら、回線切り替え（開通手続き）が必要です。
回線切り替えとは、OCNモバイルONEの接続を楽天モバイルに変更する作業です。
回線切り替えまではOCNモバイルONEのSIMで通話やデータ通信ができますが、回線切り替えするとOCNモバイルONEが正式に解約され、楽天モバイルが利用開始されます。
回線切替は、SIM到着後にmy楽天モバイルから手続きします。
手順はこちらに詳しくまとまっています。
回線切替は、手続きした時間によって完了時間が異なりますので注意してください。
＜回線切り替えの完了時間＞
| 受付時間 | 完了時間 |
|---|---|
| 9時～21時 | 当日中 |
| 21時～翌9時 | 翌9時以降 |
SIM差し替え・APN設定
回線の切り替え手続きが完了したらスマホ本体にSIMカードを挿入してください。
SIMカードを差し替えたらAPN設定が必要な場合があります。
iPhoneはiPhone 6S・初代iPhone SE以降の機種なら簡単な設定で使えます。
事前にiOSを最新にアップデートしたうえで、SIMを差し替えたら表示される「キャリア設定アップデート」をタップすればOKです。
繋がらない場合はこちらを確認してください。
アンドロイド端末も、楽天モバイルで購入した端末や動作確認端末一覧に記載の端末を使う場合は、ほとんどの機種でSIMを入れただけで自動でAPN設定が完了します。
使う前にシステムを最新にアップデートしてからSIMを挿してください。
持ち込みのAndroidは機種によって異なります。
ほとんどの機種は設定メニューからAPN設定画面に行き、以下のAPNの入力が必要です。
＜楽天モバイルのAPN＞
| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| APN名 | （任意） |
| APN | rakuten.jp |
| MCC | 440 |
| MNC | 11 |
| APNタイプ | default,supl,dun |
| APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
| APNローミング プロトコル | IPv4/IPv6 |
| PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
※APN名は好きな文字列で可
※機種によってAPNタイプのdunが入力不可の場合はdefault,supl、またはdefault,supl,tetherを入力
※PDPタイプは一部機種のみ入力
APN設定が完了したら、Wi-FiをOFFにしてデータ通信ができるか確認してください。
Rakuten Linkの設定
最後に、通話アプリ「Rakuten Link」の設定をします。
楽天モバイルではこのRakuten Linkを使って通話をすれば、国内通話は無料でかけ放題です。
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上記からRakuten Linkのアプリをインストールしたうえで、ログイン・認証を終えればOKです。
以上で設定は終了です。
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楽天モバイルの乗り換えキャンペーン
楽天モバイルは現在お得なキャンペーン・セールを実施しています。
楽天モバイルのキャンペーンは月末ではなく月途中に変更されます。
お得なキャンペーンを実施しているのであれば、必ず終了日を確認し、それまでに乗り換え手続きをしましょう。
また、事前にエントリーすることでポイント還元が増額されるキャンペーンも常時実施中です。
最新のキャンペーン・スマホセールはこちらにまとめています。
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OCNモバイルから乗り換えの注意点
OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換える前に、以下の注意点を必ず確認しましょう。
OCNのMNP予約番号の発行方法
OCNモバイルONEのMNP予約番号は、WEB「OCNマイページ」からのみ発行可能です。
店舗では発行できません。
MNP予約番号を発行する手順はこちらで詳しく解説しています。
ただし、どうしてもマイページで発行できない場合はチャットや電話でも発行できるようです。
手間はかかりますし時間が限られているので基本的にはマイページがおすすめですが、どうしても発行できない方はチャットや電話で問い合わせてみましょう。
- チャット：チャットサービス
（10時～19時）
※日曜・祝日・年末年始除く - 電話：OCNモバイル専用受付センター
電話番号：0120-506-305
（10時～19時、年中無休）
MNP予約番号の有効期限
予約番号の期限は15日
OCNモバイルONEで発行してもらったMNP予約番号には15日間の有効期限が設けられています。
この15日間以内に、楽天モバイルへのMNP転入手続きを完了させなければなりません。
15日以内に手続きをすればよいのではなく、15日以内に乗り換え手続きを完了しなくてはなりません。
WEB転入は残り7日必要
そのため、楽天モバイル公式サイトでMNP転入手続きをする場合は有効期限が7日以上残っている場合しか受け付けてもらえません。
残日数に余裕がないと、15日間の有効期限内に開通まで完了できないからです。
残り7日を過ぎた場合は店舗で手続きするかMNP予約番号の再発行が必要です。
OCNモバイルONEではMNP予約番号の有効期限が切れるまでは新しいMNP予約番号を発行できないので、番号が届いたらすぐに手続きしましょう。
開通手続きの受付・所要時間
楽天モバイルのSIMカードが届いたら、回線切り替えが必要です。
楽天モバイルの開通・回線切り替えは24時間できます。
ただし、手続きした時間によって開通のタイミングが異なります。
＜回線切り替えの完了時間＞
| 受付時間 | 完了時間 |
|---|---|
| 9時～21時 | 当日中 |
| 21時～翌9時 | 翌9時以降 |
21時までに手続きを完了すれば、10分ほどで終了します。
21時以降に手続きすると翌朝9時以降に切り替えられますので、できるだけ21時までに回線切り替えをしましょう。
回線切り替えはマイページから簡単にできます。
回線切り替え・開通手続きの手順はこちらを参考にしてください。
開通手続きしなければ自動開通
SIM到着後に開通手続きをしなかった場合、楽天モバイル側で自動で開通されます。
詳しいタイミングはいつになるかわかりません。
できる限り自身で事前に開通しましょう。
即日MNP転入する方法
OCNモバイルONEから楽天モバイルに即日MNP転入したい方は店舗に行きましょう。
有効期間内のMNP予約番号があれば、店舗なら即日乗り換えできます。
ただし、来店時は必ず来店予約をしておきましょう。
飛び込みで来店すると待ち時間が長くなります。
特に繁忙期や土日祝日は店舗が込み合うため、当日中に乗り換えできない可能性があります。
また、OCNモバイルONEのMNP予約番号が届くまでには最大3営業日かかかる可能性があります。
遅くとも前々日までに発行手続きしておきましょう。
MNP予約番号発行のやり方はこちらで詳しく解説しています。
OCNモバイルのSIM返却は必要？
OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換えた後にはSIMカードを返却しなければなりません。
SIMカードの返却先はこちらです。
WBG郵便局留 OCN SIM回収係
0120-506-506
返却の送料は各自負担が必要です。
ただし、返却をしなくても罰金などはありませんので、自身ではさみを入れて破棄してもよいでしょう。
乗り換え月の料金は？
OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換えた際、その月の料金はどうなるでしょうか？
まず、OCNモバイルONEはいつ乗り換えても解約月の料金は全額請求されます。
日割り計算はされません。
また、楽天モバイルの契約初月の料金は使用したデータ容量に応じて請求されます。
3GB以下なら1,078円、20GB以下なら2,178円、20GB以上は3,278円です。
こちらも日割り計算はされませんので注意してください。
おすすめの乗り換えタイミング
OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換える際、おすすめの乗り換えタイミングは月末です。
前章で解説したとおり、OCNモバイルONEの解約月の料金は全額請求されますのでデータ容量は使い切った方がお得です。
一方、楽天モバイルの料金はデータ容量に応じた従量課金制です。
であればデータ使用量が少ないほど料金を下げられるので、月末の方がお得ですね。
ただし、月のデータ使用量や通話時間によって月末がお得とは限りません。
また、月末ぎりぎりを狙いすぎて誤って月をまたいでしまうともう一か月分の料金が発生してしまうので、あまり気にせずに余裕をもって手続きしましょう。
乗り換え前には楽天モバイルのキャンペーンやセール情報を必ず確認してください。
OCNモバイルから楽天モバイルへのMNP乗り換えはこちら
以上、OCNモバイルONEから楽天モバイルにMNPで乗り換える手順の解説でした。
楽天モバイルに乗り換えれば月額3,278円でデータ使い放題・通話し放題で、3GB+かけ放題なら月1,078円です。
契約前には必ずキャンペーン情報を確認してくださいね。
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