本記事ではLINEモバイルで持ち込み機種に自分で機種変更する手順を解説します。
LINEモバイル公式サイトでは端末の販売が終了しましたが、自分で持ち込み端末にも機種変更可能です。
もちろんiPhoneにも機種変更できます。
自分で持ち込み端末に機種変更
自分で機種変更する手順
LINEモバイルでは以前は公式サイトでも機種変更できましたが、現在は端末の販売を終了しました。
しかし、自分で機種変更も可能です。
新しいスマホを使いたい場合は下記の手順で機種変更しましょう。
- 新しい端末を準備
- 現在の端末からSIMを差し替え
- APN設定
- データ移行
自分で機種変更する手順は、使いたい端末を用意して現在の端末からSIMカードを差し替え、APN設定・データ移行をするだけです。
スマホが使えるか確認
まず最初に、自身が使いたい端末がLINEモバイルで使えるか確認しましょう。
使えるかどうかはLINEモバイル公式サイトの動作確認端末一覧で確認できます。
動作確認端末一覧ページには端末が使えるかどうかだけでなく、使えるSIMカードの種類・サイズも記載されてます。
LINEモバイルは3つの回線があり、SIMカードの種類も複数あります。
複雑なので、めんどくさがらずに必ず確認してください。
動作確認端末一覧に記載のない端末も使える場合がありますが、その場合は自己責任で使ってください。
SIMカードのサイズに注意
自分で機種変更する際、SIMカードのサイズにも注意が必要です。
例えば、現在契約しているSIMカードがmicroで新しい端末のSIMカードのサイズがnanoの場合、マイページからSIMカードのサイズを変更してもらう必要があります。
その際、交換手数料がかかりますので注意してください。
機種変更時のAPN設定
新しい端末にSIMカードを差し替えたらAPN設定が必要です。
APN設定をしないと通話やデータ通信はできません。
APN設定の手順はAndroidとiPhoneで異なります。
以下を確認してください。
APN設定・プロファイルのインストールが完了すると通話やデータ通信が可能になります。
設定しても繋がらない場合は一度機内モードをON→OFFにしてみてください。
それでも繋がらない場合は設定が間違っている可能性があります。
機種変更時のデータ移行
機種変更したらデータ移行をしましょう。
データ移行の手順は機種によって異なりますので、「(機種名) データ移行」などで検索してみてください。
なお、iPhoneからiPhoneへのデータ移行は、クイックスタートが便利です。
新しいiPhoneの電源を初めてONにすると初期設定が開始しますが、その際に古いiPhoneを横に置いておくだけでデータが移行されます。
古いiPhoneはあらかじめアップデートしておいてください。
LINEモバイルで使える機種
機種変更のおすすめ端末
iPhoneへの機種変更が人気
LINEモバイルで機種変更する際、多くの方がiPhoneに機種変更されます。
iPhoneはSIMフリーならどこで買ったものでもLINEモバイルで使えますし、使い勝手もほとんど同じなので安心です。
iPhoneを端末のみで安く買う方法はこちらにまとめています。
Androidのおすすめは?
AndroidならGoogle Pixelはいかがでしょうか?
性能は高いわりにiPhoneや他のAndroidのフラッグシップスマホほど価格は高くありません。
PixelもLINEモバイルの全回線で使えるので、個人的にはおすすめです。
AndroidのSIMフリースマホは他のMVNOの人気スマホを参考にしましょう。
IIJmioやOCNモバイルONEのおすすめスマホはこちらの記事で紹介していますが、ほとんどの機種がLINEモバイルでも使えます。
IIJmioやOCNモバイルONEで販売しているAndroidスマホはAmazon・楽天市場や家電量販店でも端末のみで購入できます。
また、イオシスやじゃんぱらといった中古スマホ店でも安く買えるので、ぜひ探してみてください。
購入前には必ずLINEモバイルの動作確認端末一覧ページを確認するのを忘れずに!
動作確認端末一覧を確認
持ち込み機種に自分で機種変更する際には、事前に必ず動作確認端末一覧を確認しましょう。
動作確認端末一覧に記載のある端末は安心して使えます。
一方、動作確認端末一覧に記載のない端末でも一部は使えますが、自己責任となります。
使えるiPhoneとSIMロック解除
使えるiPhone
iPhone6S・初代SE以降の機種は、SIMフリーまたはSIMロック解除すればLINEモバイルのどの回線でも使えます。
もしSIMロック解除されていないiPhoneをお持ちの場合は、端末の購入元と回線タイプを合わせれば使えます。
<iPhoneのSIMロック解除要否>
端末購入元 | ドコモ 回線 | au 回線 | Softbank 回線 |
---|---|---|---|
SIMフリー | 不要 | 不要 | 不要 |
ドコモ | 不要 | 要 | 要 |
au | 要 | 要/不要 | 要 |
SoftBank | 要 | 要 | 不要 |
ワイモバイル | 要 | 要 | 要 |
UQモバイル | 要 | 要/不要 | 要 |
なお、あまりおすすめしませんが、iPhone5S・5C・6・6 Plusも一部はLINEモバイルで使えます。
詳細は必ず動作確認端末一覧を確認してください。
auのiPhoneをau回線で使う
auで購入した6S・初代SE以降のiPhoneを使う場合には要注意です。
auで購入したiPhoneをau回線で使う場合、機種によってSIMロック解除が必要です。
iPhone7までの機種(6S/初代SE/7)などはSIMロック解除が必要です。
一方、iPhone8以降の機種(8・X・XR・SE2・11・12など)はSIMロック解除不要でそのまま使えます。
端末 | SIMロック 解除要否 |
---|---|
6S・6S Plus 初代SE 7・7 Plus | 必要 |
8・8 Plus X 以降 | 不要 |
ソフトバンク回線のSIM
また、ソフトバンク回線にはmicroSIM・nanoSIM・iPhone専用nanoSIMの3種類があります。
SIMロック未解除のソフトバンク版のiPhone5~7を使う場合はiPhone専用ナノしか選べません。
それ以外はiPhone専用ナノも通常のナノも使えます。
<SoftBank回線で使えるSIM>
端末 | ナノ | iPhone 専用ナノ | |
---|---|---|---|
SIM フリー | ○ | ○ | |
SIMロック 解除済み | ○ | ○ | |
Softbank (SIM ロック 未解除) | iPhone8 以降 | ○ | ○ |
iPhone7 ~iPhone5 | × | ○ |
どちらも選べる場合は、Android端末でも使える通常の「ナノ」の方がおすすめです。
普通のナノSIMでもSIMロック解除済のiPhoneや、ソフトバンクで購入したiPhone8以降のiPhoneなら使えます。
上記の表と動作確認端末一覧を確認してください。
使えるAndroid
Androidはさらに複雑です。
端末購入元 | Dプラン | Aプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
SIMフリー | ◎ | ◎(※) | ◎ |
ドコモ | ◎ | △ | △ |
au | △ | ◎/◯ | △ |
SoftBank | △ | △ | ◎/◯ |
◎:SIMロック解除不要でそのまま使える
○:SIMロック解除すれば使える
△:SIMロック解除しても使えない場合あり
※:一部は使えない
持ち込みのAndroidを使う場合は必ず動作確認端末一覧に従ってください。
家電量販店などで購入したSIMフリーのAndroidはほとんどが全回線で使えますが、一部はau回線に対応していない場合もあります。
繋がらない場合の対応
機種変更後にLINEモバイルの回線が繋がらない場合、以下を確認しましょう。
契約回線で使える端末か?
LINEモバイルではドコモ・au・ソフトバンク回線を取り扱っていますが、回線ごとに使える端末が異なります。
持ち込み端末に自分で機種変更する場合は特に注意が必要です。
契約中の回線・使いたい端末・SIMロックの状態などによって使える/使えないが分かれます。
かなり複雑なので、動作確認端末一覧を必ずチェックしてください。
APN設定したか?
機種変更後、SIMカードを差し替えたらAPN設定が必要です。
このAPN設定をしていない・間違っている場合がかなり多いです。
APN設定の手順は下記に解説されています。
特にAndroidの場合は、文字の入力ミスが非常に多いので気をつけてください。
LINEモバイルの機種変更はこちら
以上、LINEモバイルで機種変更する手順の解説でした。
LINEモバイルでは自分で好きな端末を持ち込んで機種変更も可能です。
手順は本記事を参考にしてくださいね。