本記事では、BIGLOBEモバイルでPixelを使う手順を解説します。
BIGLOBEモバイルのドコモ回線・au回線でもPixelが使えます。
設定も機種変更も簡単です。
BIGLOBEモバイルでPixelは使える?
Pixelの動作確認状況
記事執筆時点で、BIGLOBEモバイルでは以下のPixelが動作確認されています。
<Pixelの動作確認状況>
機種 | SB | au | doco mo | |
---|---|---|---|---|
Pixel 6 | ◯ | |||
Pixel 6 Pro | ||||
Pixel 5 | ◯ | |||
Pixel 5a | ||||
Pixel 4 | ◯ | |||
Pixel 4 XL | ◯ | |||
Pixel 4a | ◯ | |||
Pixel 4a 5G | ||||
Pixel 3 | ◯ | ◯ | ||
Pixel 3 XL | ◯ | |||
Pixel 3a | ◯ | ◯ | ||
Pixel 3a XL | ◯ |
動作確認されていない端末も多く、SIMフリー版(Googleストア版)とドコモ・au・ソフトバンク版の全てが確認されているわけではありません。
しかし、Google Pixelシリーズは全機種がBIGLOBEモバイルで使えるので安心してください。
Pixel6・Pixel 6 Pro
Pixel6・6 Proのうち、動作確認されているのはSIMフリー版のPixel 6のみです。
Google Pixel 6 Proは動作確認されていませんし、ソフトバンク版・au版も未確認です。
しかし、Pixel 6・6 Proはどこで購入した端末もBIGLOBEモバイルで使えます。
ソフトバンク版やau版もグーグルストア版と仕様は同じですし、SIMロックもかかっていないのでBIGLOBEモバイルで使えます。
Pixel5・5a
Google Pixel5はグーグルストア版だけでなくau・ソフトバンクでも発売されましたが、動作確認されているのはau版のみです。
しかし、どこで購入した端末もBIGLOBEモバイルのバンドに対応しています。
ただし、au版をドコモ回線で使う場合とソフトバンク版はSIMロック解除が必要なので注意してください。
詳細:SIMロック解除 | au
詳細:SIMロック解除 | ソフトバンク
Pixel 5aも動作確認されていませんが、グーグルストア版もソフトバンク版も使えます。
ちなみにソフトバンク版もSIMロックはかかっていませんので、SIMを入れてAPN設定すればすぐに使えます。
Pixel4/4a/4a(5G)
Pixel4・Pixel4a・Pixel 4a(5G)は全て動作確認されているわけではありませんが、どの機種もBIGLOBEモバイルで使えます。
Googleストア版はそのまま使えますが、au版をドコモ回線で使う場合とソフトバンクで買った端末はSIMロック解除が必要です。
詳細:SIMロック解除 | au
詳細:SIMロック解除 | ソフトバンク
Pixel3・Pixel 3a
Pixel3・Pixel 3aもBIGLOBEモバイルで使えます。
グーグルストア版はもちろん、ドコモ・ソフトバンク版も仕様は同じです。
ただし、ドコモ版をau回線で使う場合と、ソフトバンクで購入した端末は事前にSIMロック解除が必要です。
詳細:SIMロック解除 | ドコモ
詳細:SIMロック解除 | ソフトバンク
ドコモ版をドコモ回線で使う場合はSIMロック解除不要ですが、できればSIMロック解除しておきましょう。
5G/eSIMも使える
Pixel4/4 XL以降の機種は、nanoSIM+eSIMのデュアルSIMです。
また、Pixel4a(5G)以降の機種では5G通信も可能です。
- eSIM:Pixel4・4 XL以降
- 5G:Pixel4a(5G)以降
BIGLOBEモバイルは記事執筆時点でeSIMにも5Gにも対応していませんが、いずれ対応するでしょう。
その際はeSIMも5Gも使えます。
ただし、Pixelシリーズは全てドコモが使う5Gバンドのn79に非対応なので、タイプDを契約中の方はエリアによっては5G電波が弱くなる可能性が高いです。
ドコモ回線の5Gを使いたい方はPixelではなく別機種のほうが良いでしょう。
Pixelの購入方法
繰り返しになりますが、BIGLOBEモバイルではPixelを販売していません。
よって、BIGLOBEモバイルでPixelを使うには他で購入して持ち込む必要があります。
Googleストアで購入
GoogleStoreではSIMフリー版が販売しています。
タイプA・タイプDのどちらでも使えますので、通常はこちらで買いましょう。
他キャリアで端末のみを購入
また、機種によってはドコモ・au・ソフトバンクでも購入できます。
通常価格はグーグルストアより高いことが多いですが、残価設定型のプログラム(例:ドコモのいつでもカエドキプログラム)を利用すれば、通常価格の半額で購入できます。
端末はのちに返却が必要ですが、回線の契約がなくても端末のみを購入できるので、2年おきに買い換える場合はこちらを利用しましょう。
通販サイト/中古スマホ店で購入
Pixelは端末のみをAmazonや楽天市場でも購入できます。
特に楽天市場は在庫が多いですね。
また、とにかく安く買いたい方は「イオシス」や「じゃんぱら」といったスマホ店で買うのもおすすめです。
格安の中古はもちろん、未使用品も端末のみで安く購入できます。
私のPixel5もイオシスで中古Aランク品を買いました。
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SIMロック解除が必要な場合
ドコモ・au・ソフトバンクで販売されたPixelにはSIMロックがかかっている場合があります。
ドコモ版をタイプDで使う場合とau版をタイプAで使う場合は解除不要ですが、以下の場合はSIMロック解除が必要です。
- ドコモ版をタイプAで使う
- au版をタイプDで使う
- ソフトバンク版を使う
以下のページを参考に、事前にSIMロック解除しておきましょう。
オンラインで手続きすれば解除は無料です。
なお、2021年10月以降はSIMロックが禁止されており、現在販売中の端末にはSIMロックはかかっていません。
ドコモは2021年8月27日以降、auは2021年10月1日以降、SoftBankは2021年5月12日に販売された端末はSIMロックがかかっていないのでそのまま使えます。
PixelをBIGLOBEモバイルで使う手順
PixelをBIGLOBEモバイルで使う手順は、端末とSIMカードを用意し端末にSIMを差してAPN設定するだけです。
- ピクセル本体を用意
- SIMを挿入
- 端末の初期設定/データ移行
- APN設定
端末とSIMを準備
まずはPixelの端末本体を用意しましょう。
これから端末を買う方は、Google StoreでSIMフリー版を買いましょう。
また、すでにGoogleストアで販売が終了した端末も「楽天市場」「イオシス」や「じゃんぱら」といったスマホ店なら購入できます。
これからBIGLOBEモバイルのSIMを契約される方は、で契約しましょう。
格安SIMキャリアの中でもかなりお得なキャンペーンを実施しています。
SIMを挿入
端末とSIMカードが準備できたら、本体にSIMを挿入します。
Pixelは本体左側面にSIMスロットがあります。
SIMピンを用いてスロットを引き出し、SIMカードをセットしてスロットを元に戻してください。
元の端末からデータを移行
元の端末からGoogle Pixelにデータを移行する方法はいくつかありますが、初期設定時にケーブルを接続して移行する方法がおすすめです。
Pixelの電源を初めてONにすると、初期設定が開始しますが、その中でデータ移行が可能です。
データ移行の画面になったら、元の端末とPixelをケーブルで繋ぎ、画面の指示に従って操作するだけでほとんどのデータがコピーされます。
他にも、Google Pixel 6・6 ProはWi-Fi経由でデータを移行する方法もあります。
詳細はこちらのページを参考にしてください。
APN設定
PixelはSIMカードを入れただけでは通話やデータ通信ができません。
機種によっては自動でAPN設定される場合もあるのですが、Pixel4aで試したところ圏外のままでした。
SIMを挿しただけでつながらない場合はAPN設定が必要です。
ドコモ回線のAPN設定
ドコモ回線のAPN設定はかんたんです。
設定(歯車マーク) → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク をタップ
最下段の「詳細設定」から、「アクセスポイント名」をタップ
プリセットされたAPNの一覧の中からBIGLOBEモバイルを選択します。
私の端末では一番上にありました。
一覧にBIGLOBEモバイルがない場合は、手動でAPNの作成が必要です。
右上のメニューボタンから「新しいAPN」をタップ
各項目に、以下の内容を設定します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
名前 | (任意) |
APN | biglobe.jp |
ユーザー名 | user |
パスワード | 0000 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
APNタイプ | default,supl,dun |
すべて入力したら、右上のメニューボタンから「保存」をタップします。
最後に一つ前の画面に戻り、今入力したAPNを選択します。
選択すると、通常はすぐにアンテナピクト(画面右上の表示)が4Gになるはずです。
ならない場合は一度機内モードをONにし、再度OFFにしてください。
無事4G表示になった後は、Wi-FiをOFFにしたうえで以下を確認してください。
- WEBサイトが開くか
- 通話ができるか
- SMSの送受信が可能か
問題なければ設定は完了です。
au回線のAPN設定
au回線のAPN設定も同様です。
設定(歯車マーク) → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク をタップ
最下段の「詳細設定」から、「アクセスポイント名」をタップ
すると、プリセットされたAPN一覧が表示されます。
このなかにBIGLOBEモバイルがあればそれを選択してください。
BIGLOBEモバイルがない場合は、手動でAPNの作成が必要です。
右上のメニューボタンから「新しいAPN」をタップ
各項目に、以下の内容を設定します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
名前 | (任意) |
APN | biglobe.jp |
ユーザー名 | user |
パスワード | 0000 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
APNタイプ | default,supl,dun |
すべて入力したら、右上のメニューボタンから「保存」をタップします。
最後に一つ前の画面に戻り、今入力したAPNを選択します。
選択すると、通常はすぐにアンテナピクト(画面右上の表示)が4Gになるはずです。
ならない場合は一度機内モードをONにし、再度OFFにしてください。
無事4G表示になった後は、Wi-FiをOFFにしたうえで以下を確認してください。
- WEBサイトが開くか
- 通話ができるか
- SMSの送受信が可能か
問題なければ設定は完了です。
持ち込みのPixelに機種変更する
自分でPixelに機種変更する手順
すでにBIGLOBEモバイルを契約している方も、Google Pixelに機種変更できます。
手順は以下のとおりです。
- 端末を用意
- 現在の端末からSIMを抜く
- PixelにSIMを差し替える
- APN設定
- データ移行
APN設定の手順は前章を参考にしてください。
Pixelへのデータ移行の仕方
元の端末からGoogle Pixelにデータを移行する方法はいくつかありますが、初期設定時にケーブルを接続して移行する方法がおすすめです。
Pixelの電源を初めてONにすると、初期設定が開始しますが、その中でデータ移行が可能です。
データ移行の画面になったら、元の端末とPixelをケーブルで繋ぎ、画面の指示に従って操作するだけでほとんどのデータがコピーされます。
他にも、Google Pixel 6・6 ProはWi-Fi経由でデータを移行する方法もあります。
詳細はこちらのページを参考にしてください。
SIMカードサイズはnano
機種変更時にはSIMカードのサイズに注意が必要です。
Pixelで使えるSIMカードのサイズは一番小さいnanoのみです。
BIGLOBEモバイルのau回線のSIMカードはマルチSIMといって、自身でSIMカードのサイズを小さく調整できるタイプのSIMです。
これまでマルチSIMを標準・マイクロのサイズで使っていた方は、SIMの周りをパキッと割って一番小さいnanoサイズに変更してください。
一方、ドコモ回線は標準SIM・micro SIMも発行されています。
もし現在標準SIM・microSIMを利用中の方はSIMカードの交換が必要です。
ビッグローブモバイルでピクセルを使おう
以上、BIGLOBEモバイルでGoogle Pixelを使う・機種変更する手順でした。
これからBIGLOBEモバイルを契約するのはおすすめしません。
2022年1月でキャンペーンが軒並み終了し、現在の料金は他社よりかなり割高です。
これから契約する方、他社への乗り換えを検討中の方はこちらの記事を参考にしてください。