こんにちは、SCANTYです。
本記事ではiPhone 7・iPhone 7 PlusをOCNモバイルONEで使用する手順・料金を詳しく解説します。
OCNモバイルONEでiPhone 7を使うことで、3大キャリアに比べ2年間で最大50,000円近く通信料を節約することができます。
アイフォンを使用するための各種設定も非常に簡単です。
ぜひ参考にしてください!
iPhone 7・7 Plusの動作確認状況
OCNモバイルONEでは、iPhone 7について、OCNモバイルONEのSIMカードを挿入しても正しく使えることを確認しています。
SIMフリー端末も、ドコモ・au・ソフトバンクで購入したiPhoneも問題なく使えます。
iPhone 7 Plusについてはドコモ端末の動作確認しか終了していませんが、こちらもOCNモバイルONEで使えますので、安心して使用してください。
ただし、auとソフトバンクで購入したiPhoneを使用する場合は、SIMロック解除が必要です。
|
SIMロック解除 |
SIMフリー端末 |
不要
|
ドコモで購入 |
auで購入 |
必要
|
ソフトバンクで購入 |
au・ソフトバンクの公式サイト・マイページからSIMロック解除を申請しましょう。
オンラインで手続きすると3分程度で解除が完了します。
店頭で手続きすると有料(3,000円程度)になりますので注意してください。
iPhone 7・iPhone 7 Plusを使う5つの手順
OCNモバイルONEの店頭・オンラインストアでは、iPhone 7・iPhone 7 Plusは販売していません。
そのため、以下の5つの手順が必要になります。
- MNP予約番号を発行
- OCNモバイルONEのSIMカードを契約
- iPhone本体を準備
- SIMカードを本体に挿入
- APN設定
1. MNP予約番号を発行
この工程は、番号そのままで他社からOCNモバイルONEに乗り換える場合のみに発生します。乗換えではなく、OCNモバイルONEに新規に申し込む場合は飛ばしてください。
ドコモ・au・ソフトバンクや他の格安スマホキャリアから電話番号そのままでOCNモバイルONEに乗り換える場合は、乗り換え元のキャリアで「MNP予約番号」を発行してもらう必要があります。
MNP予約番号とは、同じ携帯番号を他社でも使用するための引継ぎ番号のようなものです。
ドコモ・au・ソフトバンクMNP予約番号は下記の方法で取得できます。
|
予約番号 発行方法 |
備考 |
ドコモ
|
店頭 |
|
電話 |
ドコモのスマホから151 または0120-800-000 |
WEB |
マイドコモ |
au
|
店頭 |
|
電話 |
0077-75470 |
ソフトバンク
|
店頭 |
|
電話 |
Softbankのスマホから*5533 または0800-100-5533 |
2. SIMカードを購入
次に、OCNモバイルONEのSIMカードを契約します。
SIMカードとは、スマートフォンで音声通話・データ通信ができるようにするためのカードです。
このカードを挿入することで、このスマートフォンが誰のものかを識別し、通信を可能にします。

SIMカード
SIMカードの購入方法は2種類あります。
アマゾンで購入する場合と、公式サイトで直接購入する方法です。
アマゾンで購入すると2,000円くらいお得になりますが、ちょっと手間がかかります。
公式サイトで直接購入するとお得にはなりませんが、手続きが楽です。
購入方法 |
アマゾン |
公式サイト |
特典 |
2,100円お得 |
なし |
手間 |
×(煩雑) |
○(簡単) |
A. アマゾンで購入
まずは「OCNモバイルONE公式サイト
」にアクセスします。
「SIM単品の購入はこちら」⇒「音声対応SIMカードを購入する」をクリックします。
音声SIMを選択
すると、アマゾンのWEBページもしくはアプリが起動します。
そこで、通常のアマゾンで購入するときと同じように購入します。
アマゾンで購入すると代金が900円かかりますが、3,000円分のアマゾンギフト券が貰えます。
2,100円分の得ですね。
数日後、アマゾンから「アクティベートコード」というコードが書かれたパッケージが贈られてきます。
パッケージに書かれたサイト、または「こちらのサイト」から契約者情報やアクティベートコードの入力、本人確認書類のアップロードを入力すると申し込み完了です。
後日、OCNモバイルONEよりSIMカードが送られてきます。
なお、OCNモバイルONEでは、サイズの異なるSIMカードが数種類販売されています。
iPhone 7・iPhone 7 PlusのSIMカードは「nano」です。
下記画面で「nano」を選択して購入してください。

必ずnanoを選択
B. 公式サイトから購入
こちらはアマゾンではなく公式サイトから直接購入する方法です。
アマゾンギフト券はもらえませんが、手間は省けます。
個人的にはこちらがおすすめです。
まず、「OCNモバイルONE公式サイト
」にアクセスし、「Amazon.co.jp以外でご購入の方はこちら」を選択します。
アマゾン以外からの購入⇒音声SIM
その後、契約者情報やプランの入力、本人確認書類のアップロードをすると申し込み完了です。
後日OCNからSIMカードが届きます。
SIMカードが送られてくるまでにiPhone端末を準備しましょう。
3. iPhone本体を入手
OCNモバイルONEではiPhone 7・iPhone 7 Plusを販売していません。
よって、端末は各自で用意する必要があります。
入手方法は主に以下の3通りです。
A. Appleで購入
1つ目は、アップルストアで購入する方法です。
アップルストアでは、OCNモバイルONEのSIMカードを挿して使用できる「SIMフリー端末」が購入できます。
店頭でも購入できますし、Appleのオンラインストアでも購入できます。
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32GB |
128GB |
iPhone 7 |
¥61,800 (¥66,744) |
¥72,800 (¥78,624) |
iPhone 7 Plus |
¥74,800 (¥80,784) |
¥85,800 (¥92,664) |
iPhone 7とiPhone 7 Plusを購入する - Apple(日本)
B. 現在使用中の端末を流用する
2つ目は、ドコモ、au、ソフトバンクで使用している端末を流用する方法です。
ドコモで購入したiPhoneは、OCNモバイルONEでもそのまま使用できます。
しかし、au・ソフトバンクで購入した端末を使用するためには、SIMロック解除が必要です。
|
SIMロック解除 |
SIMフリー端末 |
不要
|
ドコモで購入 |
auで購入 |
必要
|
ソフトバンクで購入 |
SIMロック解除とは、他の携帯会社で使用していた端末を、別の携帯会社でも使用できるようにすることです。
au・ソフトバンクの公式サイト・マイページからSIMロック解除を申請しましょう。
オンラインで手続きすると3分程度で解除が完了します。
店頭で手続きすると有料(3,000円程度)になりますので注意してください。
C. 中古ショップで購入
iPhone 7・7 Plusは中古スマホショップでも購入できます。
「イオシス」等の販売店では、未使用・状態が良い中古のiPhoneの在庫が豊富で、価格も安いです。
運がよければ新品に近い状態の商品が、新品より安く購入できます。
4. iPhoneにSIMカードを挿入
SIMカードが手元に届いたら、iPhone 7・iPhone 7 Plus本体にカードを挿入します。
挿入方法はアップルの公式サイトに詳細が記載されています。
iPhone や iPad の SIM カードを取り出す/差し替える - Apple サポート
5. APN設定
iPhone本体にSIMカードを挿入したら、APN設定が必要です。
APN設定とは、iPhoneをインターネットに接続するための設定です。
作業は非常に簡単です。
APN設定をするためには、データ通信が必要になりますが、iPhoneはまだデータ通信ができませんので、Wi-Fiにつなげた状態で作業します。
1. Wi-Fiにつなげた状態でサファリを起動

1. Wi-Fiにつながった状態でサファリを起動
2. APN構成プロファイルをDL
サファリで下記URLに接続します。
APNプロファイル:http://s.ocn.jp/ocnprf
「インストール」⇒パスコード入力
「次へ」⇒「インストール」
「インストール」⇒完了
以上で設定は完了です。 作業は5分程度で完了します。
※アプリからも設定可能:インターネット接続設定(iOS)
SIMカード申込み時の注意点
必要な本人確認書類
OCNモバイルONEの音声SIMに申し込む場合は、本人確認書類の提出が必要です。
以下のものが本人確認書類として認められています。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
これらの本人確認書類はWEB申込み時に画像をアップロードすることで提出可能です。
支払方法はクレジットカード・口座振替
OCNモバイルONEの料金支払いはクレジットカードと口座振替が選択できます。
ただし、口座振替の場合は書類の提出が必要など、手続きが煩雑です。
可能であればクレジットカードを登録しましょう。
iPhone 7・iPhone 7 Plus使用時の注意点
テザリングは可能
iPhoneに格安スマホのSIMカードを挿入して使う場合、一部の機種はテザリングができないことがあります。
しかし、OCNモバイルONEなら問題なくテザリング可能ですので安心してください。
<用語解説>
テザリングとは、スマホをモバイルルーター代わりにして、タブレットやゲーム機をネットに接続する方法のこと。
キャリアメールは使えない
キャリアメールとは、そのスマホ会社が持つ固有のメールアドレスで、ドコモで言えば「@docomo.ne.jp」auで言えば「@ezweb.ne.jp」といったアドレスを指します。
キャリアメールはドコモ・au・ソフトバンクと一部のスマホキャリアの固有の機能で、OCNモバイルONEでは使えません。
メール機能としてキャリアメールを使用している方は少ないかもしれませんが、キャリアメールの登録が必須のメールマガジンやスマホゲームをされる方などにはちょっと残念です。
どうしてもキャリアメールを使いたい方はワイモバイルがおすすめです。
詳細:ワイモバイルでiPhone 7が使える!設定手順・料金を完全解説!
OCNモバイルONEの料金
OCNモバイルONEのスマホ料金プランは、データ通信量と通話オプションを選ぶ非常にシンプルなものです。
データ通信量については下の表をご覧ください。
コース |
データ |
基本料 |
標準
|
3GB |
¥1,800 |
6GB |
¥2,150 |
10GB |
¥3,000 |
20GB |
¥4,850 |
30GB |
¥6,750 |
日割
|
110MB |
¥1,600 |
170MB |
¥2,080 |
低速 |
15GB |
¥2,500 |
月々の容量が決まったプランだけでなく、1日あたりの使用上限が決まったプランがあるのが特徴ですね。
アプリ利用で通話料金半額
OCNモバイルONEの国内通話料金は20秒/30円です。通話料金はどこも一緒ですね。
しかし、OCNモバイルONEでは国内通話料金を半額にできます。
スマホアプリ「OCNでんわ」から発信すると、国内通話が半額の10円/30秒になります。
「スマホアプリから発信」するといっても、通常の電話発信とほとんど変わりません。
電話帳から選択して発信できますし、通話も高品質です。
もちろん、この「OCNでんわ」アプリは無料です。タダで通話料を半額にすることができます。
お得な通話オプションも
OCNモバイルONEはアプリからかけることで半額になりますが、お得な通話オプションも用意されています。
よく電話をする方はこちらの方がお得です。
通話オプションを追加する場合、前述の基本料金に下記料金が加算されます。
- 国内10分かけ放題:
10分以内の国内通話が何度でも無料
- トップ3かけ放題:
その月の通話時間上位3つが無料
- かけ放題ダブル:
国内10分かけ放題+トップ3かけ放題
通話オプション |
月額料金 |
国内10分かけ放題 |
¥850 |
トップ3かけ放題 |
¥850 |
かけ放題ダブル |
¥1,300 |
料金関する補足・注意点
初期費用は3,394円
OCNモバイルONEの初期費用は3,394円です。
- パッケージ費用:3,000円
- SIMカード手配料:394円
初月は基本料金無料
OCNモバイルONEの基本料金は初月無料です。
初月とは利用を開始した月なので、月初から使用を開始するとまるまる1ヶ月無料で利用することができます。
申込みから10日後に開通しますので、月末21日または22日以降に申込みすると翌月はまるまる一ヶ月使うことができます。
毎月コース変更ができる
OCNモバイルONEでは、毎月1回コース変更ができます。
例えば「来月は旅行に行くのでデータ容量を上げたい」という場合には、その月だけ容量を上げることができます。
変更は無料です。手数料などはかかりません。
ただし、変更する場合は前月のうちに申し込む必要があります。
「今月ちょっと足りなそうだから上げたい」と思っても、変更が適用されるのは翌月からになります。
データ容量は繰り越し可能

OCNモバイルONEでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。
繰り越したデータが使えるのは、標準コースは翌月末まで(3月分のデータは4月末まで)、日割コースでは翌日までになります。
1日のデータ量が決められた日割コースでも繰り越しされるのが嬉しいですね。
さらに、翌月は繰り越しされたデータから先に消費されるので、また翌月にも繰り越ししやすくなります。
ただし、低速大容量コースでは繰り越しされません。
ターボ切替でデータ節約

OCNモバイルONEのマイページまたは専用アプリには「ターボ機能」という便利ワザがあります。
これは、高速通信と低速通信を切り替えるとこで、データ消費を節約できる機能です。
通常は高速通信になっていますが、低速通信に切り替えると速度が制限される代わりにデータ消費がカウントされません。
低速通信といっても最大200kbpsですので、LINEやメールの送受信、SNS、音楽ストリーミングなどは快適です。
切替はアプリを使えばワンタッチでできますし、一日に何回も切替できるので、ターボ機能を使えば賢くデータ節約ができます。
最低利用期間は6ヶ月
OCNモバイルONEの音声SIMは、利用開始月を1ヶ月目とした6ヶ月間が最低利用期間(縛り期間)になっています。
他社は通常2年縛り、短くても1年縛りのところが多いので、OCNモバイルONEは非常に短いですね。
この期間内に解約すると解約違約金が発生します。
解約違約金は8,000円
前述したとおり、音声SIMの場合は6ヶ月以内に解約すると解約違約金(解約手数料)が発生します。(データSIMは違約金無し)
金額は一律8,000円(不課税)です。
iPhone 7・iPhone 7 Plusの月額料金
次に、OCNモバイルONEで実際にiPhone 7・iPhone 7 Plusの月額料金と、2年間使用した場合の総支払額を試算しました。
ここからの計算は、AppleストアでSIMフリー端末を購入した想定で金額を記載してます。
端末を既にお持ちの方は、端末代金を差し引いた額に換算してください。
iPhone 7(32GB)
iPhone 7のSIMフリー端末(32GB)の本体価格は66,744円です。
これに契約プラン毎の料金を足した合計金額は以下の通りです。
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3GB |
6GB |
10GB |
端末代金 |
|
¥66,744 |
|
契約手数料 |
|
¥3,240 |
|
SIM手配料 |
|
¥425 |
|
月額料金 |
¥1,944 |
¥2,322 |
¥3,240 |
2年総支払額 |
¥117,065 |
¥126,137 |
¥148,169 |
iPhone 7(128GB)
iPhone 7のSIMフリー端末(128GB)の本体価格は78,624円です。
これに契約プラン毎の料金を足した合計金額は以下の通りです。
|
3GB |
6GB |
10GB |
端末代金 |
|
¥78,624 |
|
契約手数料 |
|
¥3,240 |
|
SIM手配料 |
|
¥425 |
|
月額料金 |
¥1,944 |
¥2,322 |
¥3,240 |
2年総支払額 |
¥128,945 |
¥138,017 |
¥160,049 |
iPhone 7 Plus(32GB)
iPhone 7 PlusのSIMフリー端末(32GB)の本体価格は80,784円です。
これに契約プラン毎の料金を足した合計金額は以下の通りです。
|
3GB |
6GB |
10GB |
端末代金 |
|
¥80,784 |
|
契約手数料 |
|
¥3,240 |
|
SIM手配料 |
|
¥425 |
|
月額料金 |
¥1,944 |
¥2,322 |
¥3,240 |
2年総支払額 |
¥131,105 |
¥140,177 |
¥162,209 |
iPhone 7 Plus(128GB)
iPhone 7 PlusのSIMフリー端末(128GB)の本体価格は115,344円です。
これに契約プラン毎の料金を足した合計金額は以下の通りです。
|
3GB |
6GB |
10GB |
端末代金 |
|
¥92,664 |
|
契約手数料 |
|
¥3,240 |
|
SIM手配料 |
|
¥425 |
|
月額料金 |
¥1,944 |
¥2,322 |
¥3,240 |
2年総支払額 |
¥142,985 |
¥152,057 |
¥174,089 |
SIM購入はオンラインストアがお得
以上、OCNモバイルONEでiPhone 7・iPhone 7 Plusを使う手順と料金の解説でした。
文中でも説明しましたが、最新のiPhoneにOCNモバイルONEのSIMを挿して使うことで、3大キャリアよりも5万円近く安く使うことができます。
NTTグループで安心ですし、サポートも充実しています。
ぜひOCNモバイルONEでお得にiPhone 7を使ってください!
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